DEAとRitaが遠隔ゴミ分別eスポーツイベントを開催

シンガポールを拠点にグローバルでGameFiプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Asset(DEA)は、廃棄物処理のDXを進めるRita Technologyと共同で開発中の遠隔ゴミ分別ゲーム『Eco Catcher Battle』を活用したeスポーツイベントを、2024年11月23日に新潟市で開催する。

『Eco Catcher Battle』は、ジェトロ(日本貿易振興機構)の「対内直接投資促進事業費補助金」製造分野で採択されており、AI搭載の自動選別ロボット「URANOS」の機能を活用した遠隔ゴミ分別ゲームだ。世界的な課題である廃棄物処理における労働力不足の解消と一般市民のゴミ分別意識の向上、地域活性化に貢献することを目的としている。

イベントでは、新潟、長野、フィリピンの3チームが、タブレットを使ってAIロボットと連携しゴミ分別のスキルを競う。ゲームではゴミを正しい分別BOXに入れることで得点を獲得し、最終的な正確さで勝敗が決まる。プラスチック、缶、ペットボトル、リチウムイオン電池の4種の混合ゴミが対象で、正しく分別するとボーナス得点が加算されるアイテムとして、ロッテのガムボトル容器も登場する。

イベントは観覧無料で、当日の様子は後日YouTubeでも公開予定。DEAとRita Technologyは、遠隔ゴミ分別ゲームの事業化に向けた実証実験として本イベントを開催し、ゲームによる新たな社会貢献の実現を目指している。

DEAは2018年8月に設立されたシンガポールを拠点とするグローバルなweb3エンターテインメント企業で、GameFiプラットフォーム「PlayMining」などを運営。一方のRita Technologyは、産廃処理業界向けのシステムを多数展開している。両社の取り組みにより、最新テクノロジーを活用した廃棄物処理分野の社会課題解決と地域創生が期待される。

valvix

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