阪急阪神HDとSBIインベストメントがCVC2号ファンドを設立
阪急阪神ホールディングス株式会社は、SBIホールディングス株式会社の連結子会社であるSBIインベストメント株式会社と共同で、コーポレートベンチャーキャピタル2号ファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ2号投資事業有限責任組合」を2026年10月1日(木)に設立した。
同社は、スタートアップ企業とともにグループの新たな成長可能性を追求していくとしている。
1号ファンドの実績を踏まえた新たなファンド設立
阪急阪神ホールディングスは、2021年4月に「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」(1号ファンド)を設立した。1号ファンドでは、多様な分野におけるスタートアップ企業の優れた知見や先端技術を協業・共創によって取り入れ、グループとの事業シナジー創出や新事業の創造を推進するために出資を行ってきた。
今回設立された「阪急阪神イノベーションパートナーズ2号投資事業有限責任組合」は、これまでの取り組みを発展させるものとなる。
新ファンドが対象とする3つの主な投資領域
新ファンドでは、1号ファンドの対象であった領域に加え、新たな分野を組み込んだ以下の3つを主な投資領域としている。
- 既存事業との事業シナジーの創出
既存事業の枠にとらわれない技術やビジネスモデルを持つ企業への出資を通じ、知見やノウハウの獲得、協業によるシナジー創出を図る。新サービスの創造や業務の効率化、生産性の向上につなげ、グループの新たな事業機会や収益基盤の拡大に資するスタートアップ企業などへ投資する。
- 中長期を見据えた新規事業領域の開拓
既存事業の延長線上にはない新たな技術分野や市場トレンドへの投資を通じ、中長期の成長ドライバーとなる事業の種を発掘して事業機会の創出を目指す。
- 事業基盤の付加価値向上に向けた新産業創出支援
社会課題の解決やSDGs・ESGへの貢献につながるスタートアップ企業への投資を行う。あわせて、関西における研究開発型スタートアップや関西圏への事業展開を企図しているスタートアップ企業等への出資を通じ、事業基盤である梅田を含む沿線への新産業集積に資する投資を行う。
長期経営構想の加速に向けた戦略
阪急阪神ホールディングスは、2025年3月に発表した「未来のありたい姿」の実現に向けた方向性・戦略を示す「長期経営構想 深める沿線 拡げるフィールド ~未来へ、そして世界へ~」を策定している。この構想では、阪急・阪神沿線を中心とした既存フィールドの深堀と、成長が見込まれる新たなフィールドへの挑戦継続を戦略の一つに掲げている。
本ファンドの運用を通じ、同社は戦略の実現を加速させていく方針だ。
本記事は阪急阪神ホールディングス株式会社の発表をもとに作成。
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