CDataがConnect AI Gatewayをリリース 企業のAI制御を支援
CData Software Japan 合同会社は2026年10月1日、AIエージェントやAIを使う担当者が利用するモデル、ツール、データ、アクションを統一的に制御できる『CData Connect AI Gateway』をリリースしたと発表しました。Connect AIプラットフォームの次世代版として、ガバナンスを効かせたツールで業務システムに接続し、レコード単位で権限を適用するとともに、各リクエストを効率的なモデルへルーティングします。企業のAI活用を「質問への回答」から「アクションの実行」の段階へ進化させるための基盤と位置付けています。
業務コンテキストを保持し一元管理する機能
Connect AI Gatewayは、CDataが提供する数百のスキーマ対応コネクタを基盤としており、アクセス先システムの構造やリレーション、セマンティクスを把握します。対象はアプリケーション、データベース、データウェアハウス、オンプレミスシステム、レガシー環境などです。
主な特徴は以下の通りです。
- エンタープライズMCPを標準搭載:SAP、NetSuite、Salesforce、データウェアハウス、データベースなどに対して、導入初日からガバナンスを効かせたツールとして利用できます。
- コンテキストをユーザーの管理下に蓄積:企業の指標定義や用語、セマンティックモデルを取り込み、財務部門の「収益」や営業部門の「大企業セグメント」といった用語を毎回同じ意味で解決します。
- リクエストの各段階でのセキュリティとガバナンス:エージェントはユーザー本人と同じ権限範囲で動作し、レコード単位で権限が適用されます。プロンプトからモデル、ツール、ポリシーまでさかのぼれる監査証跡も備えます。
- トークン発生レイヤーでのコスト削減:データソース側でフィルタリングや結合を行い、回答に必要なデータのみをコンテキストウィンドウに送るほか、リクエストに応じたモデルへのルーティングを行います。
- 特定のスタックに縛られない設計:コンテキストはモデルやデータプラットフォームの外にあるグラフに置かれるため、モデルの切り替えや障害時のフェイルオーバー時にもコンテキストを引き継ぎます。
検証結果と導入事例
CData Labsの調査によると、CDataのコネクタ経由で実行したプロンプトは、CRM、プロジェクト管理ツール、データウェアハウス、ERPの各システムで98.5%の確率で正しい結果を返しました。これは競合するMCPのアプローチの65〜75%を上回る数値です。また、22モデルを対象とした検証では、ガバナンスを適用したツールを通すことで、最も安価なモデルが最も高価なモデルの178分の1のコストで同じ正しい回答を返したとしています。
導入企業であるAdobeのAIソフトウェアリードであるPadmakar Pasala氏は、テスト自動化エージェントによる回帰テストの実施期間が手作業時の10週間から約1週間に短縮され、10倍のスピードアップを実現したとコメントしています。
提供状況
CData Connect AI Gatewayは、2026年9月29日から早期アクセスプログラムで提供されています。
CData Software 概要
- 代表社員 職務執行者:疋田 圭介
- 日本オフィス所在地:宮城県仙台市
- 公式サイト:https://jp.cdata.com/
- お問い合わせ窓口:https://jp.cdata.com/contact/ (E-mail : marketing@cdata.co.jp)
本記事はCData Software Japan 合同会社の発表をもとに作成されています。
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