ウイングアーク1st、Dr.Sum新版とデータカタログを10月1日より提供へ
ウイングアーク1st株式会社は、組織内に散在するデータの所在や意味などを一元的に管理・検索できる「Dr.Sum DataCatalog」を、10月1日(木)よりフリーミアムで提供開始する。あわせて、データマネジメント基盤「Dr.Sum」の9年ぶりとなるメジャーバージョンアップ「Dr.Sum Ver.6.0」の提供も開始する。
従来比最大12倍の高速集計や生成AIとの連携機能を強化し、AIが企業データを正しく理解して活用するための「AI-Ready」なデータ環境の構築を支援する。
クラウド版として提供される「Dr.Sum DataCatalog」は、業務上の知識を整理する「ビジネスメタデータ」と、システム上の構造を示す「テクニカルメタデータ」を統合して一元管理する製品である。人だけでなくAIもデータの意味や利用条件を参照できるようにすることで、AIの回答のばらつきを抑えることにつなげる。
主な機能として、Dr.SumやMotionBoardからのメタデータ自動収集、フリーワードやタグ/カテゴリによるデータ検索、業務文脈に応じたデータの意味定義、データの変遷を追跡・可視化するデータリネージ機能を備えている。管理オブジェクト数100オブジェクトまでは、初期費用0円、月額0円で利用できる。
「Dr.Sum Ver.6.0」は、ERPやDWHなどの基幹システムとBIツールや生成AIなどの活用環境をつなぐデータマネジメント基盤である。
ユーザーインターフェイス「Dr.Sum Datalizer」と生成AIの連携により、自然言語による指示から集計レポートを作成できる「対話型分析」機能を標準搭載した。また、プロトコル「MCP (Model Context Protocol)」に対応し、ClaudeなどのMCP対応生成AIツールからのチャット指示でデータベース操作や管理業務を実行できる。
さらに、ブラウザ上で動く統合UI「Web Console」に「データフロー」と「ジョブ管理機能」を新たに搭載し、ノンプログラミングでデータ収集から加工、更新の自動化まで設定可能な環境を整えている。

従来比最大12倍の高速集計エンジンを搭載
集計エンジンについては、内部フェッチ処理やメモリ一次表の利用効率改善などを行い、集計処理を従来比最大12倍(ネスト数4件のCASE式高速化対応における例)に高速化した。人による分析に加え、生成AIからの継続的なデータリクエストにも対応する処理性能を提供する。
ウイングアーク1st株式会社 技術本部 VPoEの橋田 哲尚氏は、企業におけるAI活用において基盤となる企業データの重要性が高まっていると指摘し、データマネジメント機能の強化や生成AIの組み込みを通じて、データ資産を新しい形で活用できる基盤として進化を続けていくとしている。
価格体系
Dr.Sumの価格は以下の通りとなっている。
- クラウド版: 月額150,000円(税別)〜
- パッケージ版(パーペチュアルライセンス): 3,600,000円(税別)〜
- パッケージ版(サブスクリプションライセンス): 月額120,900円(税別)〜
本記事はウイングアーク1st株式会社の発表をもとに作成。
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