エクネスのロスヘル、令和8年度食品ロス削減推進表彰で消費者庁次長賞を受賞
福井県鯖江市のエクネス株式会社が運営する規格外野菜の宅配サービス「ロスヘル」が、令和8年度「食品ロス削減推進表彰」において「消費者庁次長賞」を受賞した。同サービスが規格外野菜を「価値ある食材」と捉え、全国の郵便局と連携して全国の食卓へ届ける仕組みを構築し、継続的に展開している点が評価された。
全国の郵便局と連携した流通網と食品ロス削減の実績

ロスヘルは、全国の郵便局や産地ネットワークと連携し、規格外野菜・果物を全国の家庭へ届ける流通体制を構築している。天候や収穫状況によって時期や数量が変動する規格外農産物に対応し、年間を通じて活用できる物流・循環モデルの確立に取り組んでいる。
サービス開始からの実績として、累計20万箱を出荷し、約9,000世帯へ規格外野菜・果物を届けてきた。現在では年間約2,000トンの食品ロス削減に貢献している。市場の規格から外れた農産物を活用して新たな流通先を生み出し、本来食べられる農産物の廃棄削減を目指している。
生産者・消費者双方への価値創出と啓発活動
同サービスは、規格外農産物の流通を通じて生産者と消費者の双方にメリットを提供する仕組みづくりを進めている。生産者には新たな販売機会を提供することで廃棄コストの削減や収入機会の拡大につなげ、消費者には日常の中で食品ロス削減に参加できる機会を提供している。
また、SNSや商品への同梱物を通じたレシピや保存方法の情報発信に加え、地域の学校での食育授業や現場体験を実施するなど、次世代に向けた啓発活動にも取り組んでいる。

代表取締役CEOの平井康之氏は、生産者や関係者、利用者への感謝を述べた上で、今回の受賞を励みに「もったいない」を「おいしい」に変える取り組みを広げ、食品ロスの削減と持続可能な社会の実現に貢献していく意向を示している。

ロスヘルは、品質や味に問題がないものの、形や大きさなどを理由に市場へ出荷できない規格外野菜・果物を定額で届けるサービスである。生産者の収益機会の創出と、フードロス削減および家計負担の軽減の両立を図っている。
今後は、全国の生産者や流通事業者、消費者、地域社会との連携を深め、持続可能な農業と食品ロス削減の実現に向けて規格外農産物の流通拡大を進めるとしている。
- 会社名:エクネス株式会社
- 所在地:〒916-0037 福井県鯖江市上河端町36-4-3 2階
- 代表者:代表取締役CEO 平井康之
- 企業URL:https://www.exness.co.jp/
- ロスヘル公式サイト:https://losshelp.jp/
- 表彰発表元URL:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/efforts/food_loss_award/2026/prizewinner/
本記事はエクネス株式会社および消費者庁の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



