パラマウントベッド、回収・再資源化したベッドが累計10万台を突破
東京都江東区に本社を置くパラマウントベッド株式会社(代表取締役 社長執行役員:木村友彦)は、使用済み医療・介護用ベッドの回収・再資源化を行う「RE-BED project」において、広域認定制度に基づき回収・再資源化したベッドが累計10万台を突破したと発表しました。あわせてマットレスは累計10万枚、回収・処理量は累計1.5万トンを超えています。この取り組みは、全国約2,700事業所の協力のもとで進められてきました。
医療・介護用ベッドの課題とプロジェクト始動の背景
医療・介護用ベッドは高い耐久性と安全性を備えている一方で、廃棄時の環境負荷や、老朽化の進んだベッドがメンテナンスされずに利用されて事故につながる恐れがあることが課題となっていました。
同社グループでは使用済みの医療・介護用ベッドを再資源化可能な価値ある資産として捉え、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識した取り組みを推進してきました。グループ会社であるパラテクノ株式会社がメンテナンスを通じて製品の長寿命化を図り廃棄物の削減(リデュース)に貢献するほか、パラマウントケアサービス株式会社が製品の再利用(リユース)を主軸とした福祉用具レンタル卸事業を展開しています。さらに製品の再資源化(リサイクル)を推進するため、同社は2012年4月に業界に先駆けて環境省の「広域認定制度」の認定を受けました。

全国ネットワークによる回収スキームと99%の再資源化率
広域認定制度の運用開始以来、同社は全国約200社の収集運搬事業者および約30社の処理施設と連携し、独自の回収スキームを構築してきました。
ベッドは1台からの回収が可能で、納品と回収をセットで行うワンストップサービスを実現しているほか、再資源化率は99%を達成しています。広域認定制度を活用することで地方公共団体ごとの廃棄物処理業の許可が不要となり、全国規模での回収・処理体制を運用しています。
今後の展望と展示会での紹介
同社グループは「RE-BED project」をサステナビリティ推進における中核的な取り組みとし、マテリアリティの一つである「環境に配慮した事業活動」と深く結びつけています。今後は環境配慮型の製品やサービスを採用する医療機関や介護施設への納入拡大を目指し、納品と回収を一体化した効率的な運用体制を強化するとともに、将来的には新たな事業機会の創出にもつなげていくとしています。ブランドメッセージ「WELL-BEING for all beings」のもと、製品設計から廃棄物処理まで一貫した環境配慮型の取り組みを進める方針です。
なお、「RE-BED project」の内容は、2026年10月7日(水)~9日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム」の同社ブースにおいてパネル展示される予定です。
本記事はパラマウントベッド株式会社の発表をもとに作成。
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