博報堂、アレンバーグ・バス研究所と国内広告会社初のスポンサー契約を締結
株式会社博報堂は、客観的なデータや科学的方法に基づくエビデンスベーストマーケティング(EBM)のさらなる高度化を目指し、同分野の研究機関であるアレンバーグ・バス・マーケティングサイエンス研究所(Ehrenberg-Bass Institute of Marketing Science、以下 アレンバーグ・バス研究所)とスポンサー契約を締結しました。広告会社としては国内初の契約となります。
同研究所が有する知見や研究環境と直接連携する体制を構築し、自社で培ってきた研究ノウハウの科学的裏付けを強化することで、クライアント企業の持続的なブランド成長支援を加速させる方針です。
契約締結の背景と狙い
近年、再現性のある不変の法則に基づいてマーケティングの意思決定を行う「EBM」への注目が世界的に急速な高まりを見せています。
東京都港区に本社を置き代表取締役社長を務める名倉健司氏のもと、博報堂はこれまでも、ロゴやカラーなどブランド名以外で生活者にそのブランドを識別させる要素である独自ブランド資産(DBA:Distinctive Brand Asset)や、生活者がブランドやカテゴリーに目を向けるきっかけとなるカテゴリーエントリーポイント(CEP:Category Entry Point)に着目し、理論実践や自主研究活動を推進してきました。
今回の連携により、世界最先端の研究環境と直接連携し、独自研究ノウハウの科学的裏付けを大幅に強化するとしています。
スポンサー契約の締結により、博報堂は以下の5つの取り組みを通じてマーケティング支援体制を強化します。
- 科学的裏付けの大幅強化:これまで積み重ねてきた理論実践や研究ノウハウにアレンバーグ・バス研究所の知見を掛け合わせ、戦略策定における根拠を強固にします。
- 最新研究とナレッジの実務応用:豊富なデータやエビデンスに加え、最新の研究論文へ常時アクセスできる社内環境を整備し、日々の実務に組み込みます。
- 専門研究者への直接アクセス:所属する多数のマーケティングサイエンティストとの相談体制を通じて、複雑化・高度化する課題に対するソリューション提供力を高めます。
- EBM実践応用の拡大と深化:DBAやCEPを含む理論を、クリエイティブ開発、プロダクト設計、各種キャンペーン評価などの実務プロセスへ広く深く応用します。
- 世界基準の思考定着と人材育成:対面セミナーやトレーニングを通じてトップ研究者の思考に直接触れる機会を設け、全社的な対応力強化とクライアント企業におけるマーケティングの法則の定着を支援します。
アレンバーグ・バス研究所は、オーストラリア・アデレード大学に拠点を置く、マーケティング研究における世界最大の研究機関です。世界を代表する多くのブランド企業からマーケティングにおける権威として認知されています。
同研究所では、60名を超えるマーケティングサイエンティストからなるチームが知見を発展させるとともに、世界中の企業がエビデンスに基づくマーケティングの文化から成果を得られるよう支援を行っています。
博報堂は今後も国内外の先端研究機関との関係を深め、科学的な法則やエビデンスに基づいたアプローチを通じて、クライアント企業の事業およびブランドの持続的な成長に貢献していくとしています。
本記事は株式会社博報堂の発表をもとに作成。
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