岡山大学総合技術部が有機元素分析装置UNICUBEの取扱説明研修を受講
国立大学法人岡山大学の技術統括監理本部を構成する総合技術部は2026年9月8日、独自事業「2026年度専門性の技術高度化にかかる研修事業」の一環として、Elementar社製の有機元素分析装置「UNICUBE」の取扱説明研修を受講した。Elementar社から講師を招き、総合技術部に所属する3人の職員が参加した。「岡山大学研究大学宣言」などのもとで「岡山大学長期ビジョン2050」の実現を目指すなか、基盤となる技術職員の高度化を推進する取り組みの一環として実施された。
導入から約2年が経過した装置の技術高度化を目指す




岡山大学では、Elementar社の有機元素分析装置「UNICUBE」が2024年度に導入され、約2年稼働している。数多くの使用実績やさまざまな依頼分析があり、新たに元素分析業務に加わった職員もいることから、従事者3人の技術やノウハウの高度化などを目指して研修が実施された。
受講したのは、総合技術部機器分析・動植物資源技術課の小林元成技術職員、教育支援技術課の伊藤千佳子技術専門職員、平田裕子技術専門職員の3人である。
研修では、測定・保守管理・トラブルシューティングなどについてメーカー技術者から最新の知見を習得した。受講した伊藤技術専門職員は、測定の準備から測定後までの機器取扱い方法を改めて学び、機器トラブルの原因や改善方法も習得できたとして、今後は自身たちで対応できるよう努めたいとコメントしている。
今回の研修を通じて分析品質の向上や装置の安定運用に役立てることが期待されており、技術継承と分析体制の強化につなげていく予定としている。



研究基盤を支える技術職員の育成と大学改革
総合技術部本部長の佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URA・技術副総監は、研究やイノベーションの強化推進には強固な研究基盤が必要であり、それを支える技術職員の高度化が要になると述べている。さらに、コアとなる専門分野を磨くだけでなく、他分野の研究機器等に対応できる能力や知見の獲得も必要であるとして、今後も取り組みを進める考えを示した。
岡山大学では、文部科学省・JSPS「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」や文部科学省・JST「先端研究基盤刷新事業(EPOCH)」などの採択を受け、研究力やイノベーション創出強化のほか、組織や制度を含めた大学改革を進めている。
本記事は国立大学法人岡山大学の発表をもとに作成。



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