ダッタラ、AI向けオープンデータ基盤Fractaleのβ版を2026年秋公開へ
ダッタラ株式会社は、AIが公開データを探しやすい窓口と共有機能をあわせ持つオープンデータ基盤Fractale(フラクタル)のβ版を2026年秋に公開する予定を発表した。β版ではまず日本全国の公開データを対象とし、ChatGPTやClaudeなどのAIツールからMCP(AIと外部のデータやツールをつなぐ共通の仕組み)を通じて直接データを探し、出典や利用条件を確認して取得できるようにする。提供は招待制から開始される予定で、公式サイトにて先行登録の受け付けを行っている。
AIの利用を前提とした設計と開発背景
現在のAIはWeb検索を通じて公開データを探すことができるものの、国や自治体、研究機関ごとにサイトやファイル形式、利用条件の記述が異なっており、データの確認や取得に手間がかかる課題が存在している。国内でも情報処理推進機構(IPA)がデータを意味や利用条件とともにつなぐOpen Data Spaces(ODS)を進めるなど、AI時代に向けたデータ流通の整備が進んでいる。
こうした背景から、Fractaleは最初からAIが使うことを前提に設計された。コードにおけるGitHubやAIモデルにおけるHugging Faceのように、誰もがデータを投稿し、利用され、改善されていく場を提供することを目指している。
Fractale β版の主な機能

Fractaleのβ版では、主に以下の機能が提供される。


- いつものAIから公開データを直接検索:ChatGPTやClaudeなどの対話型AIに加え、CodexやClaude Codeなどのコマンドラインで使うAIツール(CLI)からMCP経由で接続し、公開データを直接探すことができる。
- 出典と利用条件の確認:作成組織、取得元、利用条件(ライセンス)、更新時点を共通の形式で記録し、AIがこれらを確認して回答する。記録のない項目は未確認と表示される。
- 全国の公開データを集約:全国の自治体や研究機関が公開するデータを集め、ブラウザでの絞り込み検索やREST API経由での利用を可能にする。
- データの投稿と共有:個人や組織がデータを投稿し、公開範囲を本人のみ、指定した相手、一般公開から選択できる。
- 組織でのデータ管理と共有:自治体・企業・研究機関などが組織を作成し、メンバー間でデータを管理・共有できる。

提供概要と今後の展開

Fractale β版の提供概要および今後の展望は以下の通りである。

- 公開時期:2026年秋(予定)
- 提供形態:招待制から開始(先行登録順に案内)
- 対象データ:まずは日本全国の公開データ
- 連携AIツール:ChatGPT、Claude、Codex、Claude Codeなど(MCP)
- 画面対応言語:日本語・英語
- 先行登録受付:https://fractale.online/
今後はβ版の公開に向けて共創パートナーの募集を行うほか、データの配信方式ごとに共通の仕組みで集める設計を活かし、各国の政府や国際機関の公開データへ対象を広げていく計画としている。
- 会社名:ダッタラ株式会社(dattala Co., Ltd.)
- 代表者:代表取締役 石原 裕輝
- 設立:2025年4月
- 広島本社:〒730-0053 広島市中区東千田町1丁目1番61号 hitoto広島ナレッジスクエア1F
- 大阪支社:〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8番47号 阪急グランドビル26階 FUTRWORKS
- 事業内容:AI人材・組織開発事業、AIソリューション開発事業、AIプラットフォーム事業、AI事業開発コンサル事業、メディアプロデュース事業
- コーポレートサイト:https://dattala.co.jp/
本記事はダッタラ株式会社の発表をもとに作成されています。
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