世界一過酷、ダカール・ラリーに藤原慎也が挑戦
日本屈指のトライアルライダー藤原慎也が、世界一過酷なモータースポーツ競技として知られる「ダカール・ラリー」の2026年大会(開催地|サウジアラビア)での完走を目指す「藤原慎也 Road to ダカール・ラリー supported by 松尾製作所」プロジェクトを始動した。
藤原慎也は2014年に国際A級シリーズチャンピオンを獲得するなど、国内トップのトライアルライダーとして活躍。レースにおいてコースの障害物を超低空で飛び越えるスタイルで人気を博し、「ぶっ刺し先生」という異名を持つ。
本プロジェクトは自動車電子部品など精密機器製作を手掛ける松尾製作所の強力なサポートのもと、2024年6月にオーストリアで開催予定の「FIM Red Bull Erzbegrodeo」への出場を皮切りに本格化。最終的には「2026 ダカール・ラリー」での完走を目指す3ヵ年計画だ。
ダカール・ラリーは、バイク、自動車、トラックなどが砂漠や山岳地帯、泥濘地などあらゆる路面をどれだけ短い時間で走破できたかを競う競技。過酷な環境下、強靭な肉体、精神力が必要で、完走率は50%程度と非常に厳しい。
松尾製作所の松尾基社長は「藤原選手の”夢”実現に向けて、技術力含め全力でサポートします」と熱いエールを贈った。一方、藤原慎也は「最難関レースを完走し自分の人生に新たな1ページを刻む!大和魂を見せつけます!」と完走を約束した。