Polimillが兵庫県尼崎市で行政向け生成AIの活用研修を実施 RAG機能に関心集まる
Polimill株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤あやめ・谷口野乃花)は2026年9月3日・4日の2日間、兵庫県尼崎市の職員を対象に自治体向け生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」の活用研修(初級編)を実施した。
研修は現地とオンラインのハイブリッド形式で行われ、多くの職員が参加した。業務への活用に向けた機能理解や意見交換が行われた。
研修概要と参加状況
今回の研修は兵庫県尼崎市の職員を対象に、初級編カリキュラムとして2日間にわたりハイブリッド形式で開催された。参加者数は以下の通りである。
- 1日目:午前・午後 各 現地約10名・オンライン約100名
- 2日目:午前 現地約10名・午後 現地約15名、各 オンライン約50名
現地参加者への挙手確認では、「週3日以上、業務で使っている職員」と「初めて、または久しぶりにログインする職員」がほぼ同じ割合となった。日常的に利用している職員からも、汎用的なQommonsAI Talkに加え、プライベートナレッジや議会対応AIの活用に関心が示された。
予算編成期に向けたプライベートナレッジ(RAG機能)への関心
研修では、組織内の文書やデータを参照して回答を生成する「プライベートナレッジ(RAG機能)」への関心が寄せられた。当初予算の編成を控える時期ということもあり、元データのExcelを参照した説明資料の作成や、財政部門からの想定質問・回答の準備など、具体的な実務での活用案が挙がった。
参加者からは、業務負担の軽減や業務効率化の手段として生成AIを活用することへの期待の声が聞かれた。

部署を超えた意見交換とアクセシビリティへの配慮
研修中、生成結果を見せ合う場面では職員同士で意見交換が行われ、部署や年代を超えた交流が見られた。また、個別相談の時間には各課の業務に応じた活用方法についての相談が寄せられた。Polimill株式会社はこうした声を受け、今後は部署別・業務別の活用事例の紹介や個別相談の機会の充実を検討していくとしている。
担当の森田氏によると、2日目には聴覚に障がいがある職員も参加したため、手話通訳や文字起こしを活用しながら進行した。すべての参加者が学べる環境づくりを意識し、情報を正確に伝える工夫を行う機会になったとしている。
QommonsAIおよびPolimill株式会社の概要
Polimill株式会社は、QommonsAIを導入した自治体向けに対面型の研修プログラムを全国で展開している。
QommonsAI(コモンズAI)
国内外の法律・政策・論文・自治体事例など数千万件以上のデータをもとに、エビデンスベースで自治体の課題解決を支援する行政向け生成AI。2026年7月時点で全国約1000の自治体・約50万人が利用し、議会対応、政策立案、住民対応、広報業務などで活用されている。 公式サイト:https://info.qommons.ai/
Polimill株式会社
「のこしたいみらいを、ともにつくる」をミッションに掲げ、行政サポート生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」とSNS「Surfvote(サーフボート)」を開発・運営する創業5年のICTスタートアップ。
- 本社:東京都港区
- 代表取締役:伊藤あやめ・谷口野乃花
- 公式サイト:https://polimill.jp/
本記事はPolimill株式会社の発表をもとに作成。

ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



