豊園茶舗、ティーバッグやドリップバッグ加工までを自家製化する新体制を本格始動
千葉県柏市に店舗を構える日本茶とコーヒーの専門店「豊園茶舗」は、製茶や珈琲焙煎に加え、ティーバッグ・ドリップバッグ加工までを自家製化する新体制を本格始動した。火入れ直後や焙煎直後の香りのピークを逃さず、その場で粉砕・充填・包装まで一気通貫で行う体制を整えた。従来の委託加工で生じていた香りロスやロット差、納期制約の解消を図る。



自社一貫体制の背景と特徴
豊園茶舗は創業以来、煎茶の火入れと珈琲焙煎において「香りの立ち上がり」を重視してきた。従来の委託加工では焙煎直後の香りを保持したままバッグ加工することが難しく、製造者としての理想を実現しきれない課題があったという。

今回の自家製化により、製茶・焙煎・粉砕・充填・包装までを自社で完結できるようになった。火入れ直後の煎茶のティーバッグ加工や、焙煎したての珈琲豆のドリップバッグ化をその場で行い、香り・味・コクの鮮度を保持する。委託加工で発生しがちだったロット差や香り抜けを解消し、小ロットやOEMへの対応も可能とした。
代表の田中康蔵氏は、火入れや焙煎の直後にしか立ち上がらない香りを商品にできるかは加工体制にも左右されるとした上で、「すべての工程を自分の手で管理できる体制は、豊園茶舗の新しい挑戦です」とコメントしている。

自家製加工による商品ラインナップ

新体制のもと、以下の商品が展開されている。


- 新・茶畑をまるごとティーバッグ
田中康蔵氏が荒茶を選別し、オリジナルの康蔵釜で仕上げる「薫と香る煎茶」を使用。火入れ後すぐに加工することで香りと深いコクを閉じ込めている。抹茶入り煎茶・抹茶入り玄米茶、ほうじ茶ティーバッグ(各5g × 30個入り/税込780円)。
- 康蔵ウルトラブレンド ドリップバッグ珈琲
スペシャルティコーヒー「フクダトミオDOT」と「マンデリン・ポルンアルフィナー」の厳選豆を焙煎し、直後の香りを閉じ込めた商品(10g × 15個入り/税込1,620円)。

- 康蔵ブレンド 水出し珈琲
焙煎したての珈琲をその場で水出しパックに加工。500mlの水に2個入れて冷蔵庫で約3時間置くことで、雑味のないまろやかな甘みのある味わいになるとしている(15g × 20個入り/税込1,296円)。
CAS急速冷凍技術による鮮度管理
同店では火入れ直後の鮮度を保つため、ABI社の「CAS(セル・アライブ・システム)」を採用している。細胞を壊さずに急速凍結する技術により、茶葉や珈琲豆が持つ香り・甘み・コクを保持し、必要なタイミングで加工することで鮮度を維持している。
店舗概要
豊園茶舗は創業66年、焙煎歴30年以上の店主・田中康蔵氏が手がける自家焙煎の日本茶、コーヒーの専門店である。店内ではCAS急速冷凍技術により火入れ直後の鮮度を保った商品を、リーチイン冷凍庫で販売している。
- 住所:〒277-0885:千葉県柏市西原2-2-9
- TEL/FAX:04-7152-1315
- 公式HP:https://yutakaenchaho.com
- Instagram:https://www.instagram.com/yutakaen/
本記事は豊園茶舗の発表をもとに作成しています。

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