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レグミンがミークから資金調達、農業ロボットとIoT基盤の連携協業を検討開始

AI技術を搭載した自律走行型農業ロボットの開発などを手がける株式会社レグミンは、IoT/DX プラットフォーム『MEEQ』を展開するミーク株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、出資を受け入れた。

あわせて両社は、農業ロボットやIoTデバイスにモバイル通信およびIoTプラットフォームを組み合わせ、農薬散布BPOサービスの高度化とデータ活用を進める協業の検討を開始した。

出資受け入れの背景と目的

深刻化する農業の人手不足や高齢化を背景に、株式会社レグミンは「農業界に安定した労働力を提供する」というミッションを掲げ、自律走行型農薬散布ロボットの開発や農薬散布BPOサービスを展開している。2026年からは、静岡ガスサービス株式会社や山陰酸素工業株式会社をはじめとする地域のLPガス事業者と連携し、「地域インフラ企業 × 農業ロボット」によるフランチャイズモデルでの全国展開を進めている。

サービスの提供地域が全国へ広がるに伴い、遠隔地に配置したロボットやカメラの稼働状況をリアルタイムに把握し、散布実績を正確に集計する仕組みの重要性が高まっている。山間部や遠隔地の圃場における安定した通信環境の確保も課題となるなか、株式会社レグミンは実証(PoC)として圃場カメラの通信に『MEEQ SIM』を採用し運用を開始していた。今回の資本関係の構築を通じ、農業ロボットのIoT化とデータ活用に関する協業の本格的な検討を進める。

協業に向けた検討テーマ

両社は、以下のテーマについて協業の検討を開始する。なお、具体的な内容や実施時期、実施方法については、今後両社で協議のうえ決定するとしている。

  • 圃場カメラの通信最適化(先行導入済み)

実証(PoC)として『MEEQ SIM』を先行導入している圃場カメラにおいて、画像アップロードが中心である特性に合わせ「上り特化プラン」による通信コストの最適化を図る。また、NTTドコモ・ソフトバンク・KDDIの3キャリアに対応した回線により、通信環境に応じたキャリア選択を可能とし、展開地域の拡大にあわせて取り組みを継続・拡充する。

  • 農薬散布ロボットの稼働・走行データ取得

自律走行型農薬散布ロボットにモバイル通信を搭載し、走行ログや散布ログ(位置・散布面積・時刻)の自動送信による散布実績の自動集計を目指す。さらに、バッテリー電圧やモーター電流、エラーコードなどの機体状態データを収集し、異常の予兆検知や遠隔診断につなげるほか、圃場カメラの画像と走行データをミーク株式会社のIoTプラットフォーム上に集約することを検討する。

  • ブロッコリーカット機の稼働データ取得

株式会社レグミンが開発するブロッコリーカット機において、稼働時間や処理数、停止回数などのデータを取得し、導入先への稼働レポート提供や有償メンテナンスの判断に活用する。刃の摩耗や振動などの異常値からの故障予兆検知についても検討を行う。

  • 通信回線の一元管理とデータ活用

全国のフランチャイズ拠点に配置するロボットやカメラのSIMを「MEEQコンソール」で一元管理し、遠隔拠点のSIM追加・停止をオンラインで完結させる。蓄積したデータは、農業ロボットの自律性を高めるフィジカルAIの学習データとしての活用を目指す。

今後の展望と両社代表のコメント

両社は本協業を通じ、農薬散布実績の自動集計によるフランチャイズ運営の効率化・透明化や、遠隔監視・予兆検知による稼働率向上とメンテナンス負担の軽減、農業現場で取得したデータ活用によるロボットの継続的な高度化を目指すとともに、フランチャイズモデルを支えるIoT基盤を構築するとしている。

ミーク株式会社の代表取締役 執行役員社長である峯村竜太氏は、人手不足が深刻化する農業現場において課題解決に取り組む株式会社レグミンを支援したいイノベーションの担い手であるとし、「今後はレグミン様の全国展開に伴う農業ロボットの遠隔監視やデータ活用を支える通信基盤として『MEEQ』をご活用いただき、事業拡大を支援するとともに、次世代の農業インフラづくりに貢献してまいります」とコメントしている。

株式会社レグミンの代表取締役である野毛慶弘は、全国展開において遠隔地の機体状況をデータで把握できることがサービス品質と信頼性を支える基盤になるとし、「すでに圃場カメラの通信でお世話になっているミーク様と資本関係を築き、農業ロボットのIoT化を一緒に進められることを大変心強く思います。農業現場から生まれるデータを、次の農業ロボットの進化につなげてまいります」と述べている。

出資および関連企業の概要

今回の第三者割当増資は、未上場企業向けの証券会社である株式会社FUNDINNO(第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2957号)による事業会社とスタートアップのマッチング・FA機能の支援を受けて実施された。

出資の概要は以下の通り。

  • 引受先:ミーク株式会社
  • 出資方法:第三者割当増資
  • 実施日:2026年9月30日
  • FA(ファイナンシャル・アドバイザー):株式会社FUNDINNO

株式会社レグミンの概要は以下の通り。

  • 会社名:株式会社レグミン
  • 本社所在地:埼玉県深谷市
  • 設立:2018年5月
  • 代表者:代表取締役 野毛 慶弘
  • 事業内容:1. 農作業ロボット・IoTデバイスの研究開発 2. 農作業受託サービス 3. ロボット・システムの受託開発
  • URL:https://legmin.co.jp/

ミーク株式会社の概要は以下の通り。

  • 会社名:ミーク株式会社
  • 本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル 8階
  • 設立:2019年3月
  • 代表者:代表取締役 執行役員社長 峯村 竜太
  • 上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:332A)
  • 事業内容:IoTサービス事業者およびDXを推進する企業向けにIoT/DXプラットフォーム『MEEQ』を展開。また、NTTドコモ・ソフトバンク・KDDIの3キャリアに対応したMVNEとして、MVNO事業者にネットワークおよび業務システム、業務支援などを提供
  • URL:https://www.meeq.com/

本記事は株式会社レグミンの発表をもとに作成されています。

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