三好康児選手が「1% FOOTBALL CLUB」に参画

認定NPO法人love.fútbol Japanが運営する「1% FOOTBALL CLUB」に、ドイツのVfLボーフムに所属する三好康児選手が新たに参画した。同クラブは、サッカー選手が年俸や活躍給の1%を、サッカー事業に携わるサッカーコミュニティが収益の1%を寄付し、経済的な貧困や社会格差によってサッカーをしたくてもできない子どもたちの環境を変える活動に取り組んでいる。

三好選手の参画により、同クラブに参加する選手は合計21人となった。これまでに富樫敬真選手(サガン鳥栖)、小林悠選手、家長昭博選手(川崎フロンターレ)、山本摩也選手(INAC神戸)、宮澤ひなた選手(マンチェスターユナイテッドWFC)など、国内外で活躍する選手たちが参加している。

三好選手は、ヨーロッパを拠点に活動する中で、他国の選手たちが自国の子どもたちを支援している姿を目にしてきたという。自身も幼い頃から両親の支援でサッカーを続けられたが、それが叶わない子どもたちがいることを知り、サッカーを通して1人でも多くの子どもたちが楽しみながら成長していってほしいと思い、今回の参画を決意したと語っている。

love.fútbol Japanでは、「子どもサッカー新学期応援事業」として、経済的な理由でサッカーを諦めている、または続けることに悩んでいる子どもたちに、奨励金の給付や用具の寄贈、選手との交流などを行っている。これまで4年間で1800万円以上の奨励金を給付し、42都道府県の子どもたち約1,600人に応援を届けてきた。

同団体は、日本とアジアで、経済的な貧困や社会格差によって安全にサッカーをしたくてもできない子どもたちの「環境」を変える活動に取り組んでいる。サッカー選手たちの寄付と参画により、サッカー界の力で困っている子どもたちを支援する仕組みを次の世代に繋げていくことを目指している。

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