ロート製薬、ファーマバイオの再生医療等製品PAL-222の国内独占販売契約を締結
ロート製薬株式会社は、ファーマバイオ株式会社が開発中のヒト(同種)脂肪由来間葉系間質細胞シート「PAL-222」について、日本国内における独占販売契約を締結した。本開発品は近視性網脈絡膜萎縮を予定適応症とする再生医療等製品である。製造販売承認が得られた際には、ロート製薬のグループ会社を通じて国内で販売される予定となっている。
国内独占販売契約の締結と今後の展開
ロート製薬株式会社(代表取締役社長:瀬木 英俊、本社:大阪府大阪市)は、ファーマバイオ株式会社(代表取締役社長:草野 仁、本社:愛知県名古屋市)が開発を進める「PAL-222」の国内独占販売契約を締結した。
ファーマバイオ社は、第I/IIa相臨床試験(PAMyCA試験)の結果を踏まえて条件及び期限付承認の取得を目指し、承認申請に向けた取組を進める予定としている。製造販売承認が得られた場合、ロート製薬グループのロートニッテン株式会社を通じて日本国内で販売される予定だ。
ロート製薬は、ロートグループ総合経営ビジョン「Connect for Well-being & Longevity」のもと、従来のOTC医薬品事業に加えて再生医療分野にも取り組んでいる。これまで培ってきた眼科領域の知見を活かし、ファーマバイオ社との連携を通じて近視性網脈絡膜萎縮に対する新たな治療選択肢の提供に向けた取り組みを進めていく方針を示している。
ファーマバイオ社は、再生医療の創薬開発を行うディープテック企業である。独自の細胞シート化技術を活用し、近視性網脈絡膜萎縮向けヒト(同種)脂肪由来間葉系間質細胞シート(PAL-222)をはじめとする再生医療等製品の開発に取り組んでいる。
同社は神奈川県川崎市のライフイノベーションセンター内に自社工場を保有し、生きた細胞の製造や高度な品質管理システムを確立している。また、細胞医薬品の研究開発から製造までを一貫して請け負う医薬品開発製造受託(CDMO)事業も展開している。
ファーマバイオ株式会社の概要は以下の通り。
- 所在地:愛知県名古屋市西区上名古屋4丁目14-17
- 設立:1978年4月(社名変更 2010年10月)
- 代表者:代表取締役社長 草野 仁
- 事業内容:再生医療等製品の開発製造、再生医療等製品の開発製造受託 他
- URL:https://www.pharmabio.co.jp/
今後の業績への見通し
ロート製薬によると、本契約締結が2027年3月期の同社連結業績予想に与える影響は軽微と見込んでいる。今後、公表すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせするとしている。
本記事はロート製薬株式会社の発表をもとに作成。
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