松井織布、西尾の名物や柄を表現した手ぬぐい6枚を制作 返礼品にも登録
愛知県西尾市に本社を構える松井織布株式会社は、西尾の名物やオリジナル柄を取り入れた手ぬぐい6枚を制作した。西尾市職員の政策提案制度から生まれたアイデアを同社が受け継ぎ、自社製品として製品化した。市内各所の施設やオンラインショップで販売されているほか、西尾市のふるさと納税返礼品にも登録されている。



市職員の提案を地元企業が継承して製品化


今回の手ぬぐい制作は、西尾市職員の政策提案制度である「令和7年度ワクワク創生提案制度」において、職員が提案した「伝統を未来へ繋ぐ 西尾×手ぬぐいプロジェクト」が「着眼点が優れているで賞」を受賞したことがきっかけとなった。同提案は市の予算化には至らなかったが、相談を受けていた松井織布株式会社がその志に賛同し、プロジェクトを受け継いで制作を決めた。

西三河地域はかつてガラ紡の産地として栄えた歴史があり、西尾市は綿の種が初めて日本にもたらされた「日本の綿の発祥地」でもある。伝統産業の「三河帯芯Ⓡ」を中心に手がける同社は、手ぬぐい制作を繊維業や織物産業に活気を取り戻す一歩と位置づけ、デザインに関係する市内団体へ直接挨拶して賛同を得ながら制作を進めた。

小幅織機による生地と注染技法を採用
生地には、三河地方で古くから使われてきた幅約30〜40cm程度の布を織る小幅織機(こはばしょっき)が用いられている。帯芯よりも経糸と緯糸の本数を2〜3割ほど少なく調整し、糸の間に空間を持たせることで、やわらかく空気を含む風合いに織り上げられた。
染色は、明治末より発祥し百年以上の歴史を持つ伝統技法「注染」(本染め)を採用した。松井織布株式会社の取引先で、昭和2年創業から95年以上続く静岡県浜松市の二橋染工場にて染め上げられている。

西尾の名物と日常使いしやすいパターンの全6種
手ぬぐいは、浮世絵風のデザインを採用した「西尾の名物」3種と、1色染めのオリジナル柄「NISHIO PATTERN」3種の計6種が展開されている。
- 西尾の名物(抹茶、うなぎ、大提灯):各1,760円(税込)
- NISHIO PATTERN(茶畑、結び井桁、青貝波):各1,320円(税込)
販売場所およびふるさと納税での展開
商品は、実店舗およびオンラインで取り扱われている。
- 販売場所:道の駅にしお岡ノ山、一色さかな広場、西尾観光案内所、尚古荘(みやげやよりみち)、西尾市歴史資料館、一色学びの館、松井織布オンラインショップ


また、同社が織り上げた生地による『NISHIO TENUGUI』として、西尾市のふるさと納税返礼品にも登録されており、3種1セットで提供されている。
松井織布株式会社の概要
昭和28年創業の織物業者で、西尾市一色町中外沢下長割11番地に本社を置く。小幅織機を利用し、伝統の「三河帯芯®」をはじめ、帯芯・衿芯・帯・浴衣・手ぬぐいを中心に商品の企画から製造、販売までを行っている。
本記事は松井織布株式会社の発表をもとに作成。
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