株式会社いまでやは、2024年11月29日に松坂屋名古屋店に「IMADEYA NAGOYA SAKAE」をオープンすると発表した。IMADEYAにとって新店は2023年の「IMADEYA KARUIZAWA」に次ぐ7店舗目であり、東海エリアへは初の出店となる。

「IMADEYA NAGOYA SAKAE」は、同社の熟成庫である「IMADEYA AGING LABORATORY」を併設した初の店舗だ。「IMADEYA AGING LABORATORY」では通常の店舗には陳列されていない貴重な熟成酒などを取り扱っており、当面の間、入場は試飲体験付きの有料制となる予定。一般エリアは無料で入場できる。

IMADEYAは1962年に千葉県で創業し、「クラフト酒」と呼ばれる少量生産の日本酒、日本ワインを中心に取り扱ってきた。2016年に千葉エキナカに2店舗目を出店し、2017年にGINZA SIX、2019年には錦糸町PARCOに出店した。今回のような大型商業施設への出店は、錦糸町PARCO以来5年ぶりとなる。

昨年、千葉本店に併設する形で約1万6千本の熟成に同時に取り組める、初の自社熟成庫「IMADEYA AGING LABORATORY」を完成させたが、こちらの施設はイベント時を除いて一般公開はされていない。そのため、今回の「IMADEYA NAGOYA SAKAE」に併設される熟成庫が初の一般公開施設となる。

今回の出店は、名古屋の老舗百貨店である松坂屋と連携して進められた。「IMADEYA NAGOYA SAKAE」では、松坂屋の外商の顧客が利用できる限定サロンスペースも用意されている。こちらのサロンでは、熟成庫に貯蔵されているお酒の試飲をはじめ、専門スタッフのサポートのもとで、ゆっくりとお買い物を楽しむことが可能だ。