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KMユナイテッドがSalesforceのAgentforceを導入

株式会社セールスフォース・ジャパンは、株式会社KMユナイテッドがAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を導入したと発表しました。

KMユナイテッドは建設業界の変革に取り組む企業で、今回の導入により社内の人事・労務に関する日常的な問い合わせ対応の多くをAIエージェントが担う体制を構築しました。これにより、従業員一人ひとりがより専門性の高い業務に注力できる環境づくりを進めています。

導入の背景と業務上の課題

KMユナイテッドは、2013年に創業70年を超える建築塗装専門工事会社である株式会社竹延の子会社として設立されました。現場監督の書類業務処理をサテライトオフィスに集約する「建設アシスト」や、建築・土木学部卒の外国人エンジニアによる現場支援「建設アスリート」などを展開し、建設業界の人手不足や「2024年問題」に対応しています。建設アシストが首相の施政方針演説に取り上げられたほか、「日経リスキリングアワード2025最優秀賞」を獲得するなど評価を得てきました。

一方で、事業拡大に伴って社内の人事・労務に関する問い合わせ対応や、BPO業務の業務プロセス改善、効率化の成果報告などに関する書類作成にかかる工数が増大し、限られた人員での対応が課題となっていました。同社は「人を活かし、技に生きる。」という経営理念のもと、DXやリスキリング、BPOを組み合わせた事業変革を進めており、すでに導入していたSales CloudをはじめとするSalesforceソリューションとのデータ連携を評価してAgentforceの導入を決めました。

問い合わせ件数が90%削減し24時間対応を実現

KMユナイテッドでは現在、社内の人事・労務に関する問い合わせ対応にAgentforceを活用しています。従業員からの日常的な質問にAIエージェントが24時間365日即時に対応する体制を整えました。

導入の効果として、以下の実績や変化が挙げられています。

  • これまでひと月当たり延べ60件あった人事・労務担当者への問い合わせ件数が90%削減
  • 当該Agentforceへの問い合わせ件数は170%増加
  • 担当者の待ち時間削減と対応の質の均質化を達成

定型的な確認や回答業務から解放されたことで、人事担当者は新人の育成や現場の売り手不足への対応といった、専門性の高い業務に時間を充てられるようになりました。

今後の展望

KMユナイテッドは今後、音声データなど非構造化データの活用を通じて、ベテラン社員が持つ現場対応の知見などの暗黙知を組織全体で共有する「シェアードサクセス(成功の共有)」の実現を目指し、Agentforce Coworkerの活用範囲の拡大を検討しています。

株式会社KMユナイテッド代表取締役社長の竹延 幸雄氏は、人手不足そのものではなく人の活かし方に向き合っているとし、AIエージェントの導入によって担当者が育成や現場支援に時間を使えるようになったと説明しています。また、株式会社セールスフォース・ジャパン専務執行役員コマーシャル営業統括の安田 大佑は、同社のビジョンを日々の業務の中で具現化する取り組みであるとして支援を継続する姿勢を示しています。

本記事は株式会社セールスフォース・ジャパンの発表をもとに作成されています。

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