2027年度医学部入試の選抜方式を医進の会が分析 一般選抜枠は約8割
医学部受験専門の個別指導塾を運営する医進の会は、全国81大学の医学部医学科を対象とした2027年度入学者選抜方式に関する独自分析結果を公表しました。調査によると、一般選抜の募集人員が全体の約80%を占める一方、学校推薦型選抜や総合型選抜、地域枠など複数の方式が設定されている実態が示されています。同会は、募集人数だけでなく出願資格や評価方法を確認したうえでの受験戦略が必要であると指摘しています。
選抜方式別の募集人員構成と特徴
全国81大学の医学部医学科における2027年度の募集人員を調査した結果、一般選抜の募集人員は1大学あたり平均約88名となり、全体の約80%を占める見込みです。81校の多くで一般選抜が過半数を占めており、主要な選抜区分となっています。
学校推薦型選抜の募集人員は1大学あたり平均約16名で全体の約15%、総合型選抜は1大学あたり平均約6名で全体の約6%となる見込みです。総合型選抜の例として、兵庫医科大学では一般枠約5名、卒業生子女枠3名以内、国際バカロレア枠約2名などが設定されており、プレゼンテーションや個人面接、書類審査を組み合わせて評価が行われます。
国公立・私立大学ごとの選抜傾向と地域枠の状況
国立医学部では共通テストと個別学力検査を組み合わせる一般選抜が中心で、北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、東京科学大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、名古屋大学、九州大学などで実施されています。名古屋大学の推薦型選抜や東北大学のAO入試(総合型選抜)などの選択肢もあります。
公立医学部では、札幌医科大学、福島県立医科大学、横浜市立大学、名古屋市立大学、京都府立医科大学、大阪公立大学、奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学などで地域枠や地元出身者向け選抜が確認できます。地域枠は全体で約72大学が導入しており、実施大学における募集人員は1大学あたり平均約27名です。
私立医学部でも順天堂大学、日本大学、兵庫医科大学、大阪医科薬科大学、関西医科大学、近畿大学、藤田医科大学、愛知医科大学、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、国際医療福祉大学などで選抜方式が分かれています。兵庫医科大学では学校推薦型選抜を約23名募集しています。
また、共通テストを利用する選抜方式は81件確認されており、一般選抜だけでなく推薦型や総合型でも評価手段として活用されています。
出願資格や評価項目に見る受験校選びのポイント
選抜方式によって出願資格や選考内容は大きく異なります。学校推薦型選抜では評定や推薦書、専願条件が課される場合があり、関西医科大学では学習成績の状況3.5以上、帝京大学では評定4.0以上などが条件となっています。
総合型選抜では面接や小論文、活動報告書を通じた多面的な評価が行われ、一般選抜においても愛知医科大学のように学力試験に加えて小論文・面接・調査書を用いて総合評価を行う大学があります。
同会の塾長は、方式の数だけで受験機会を測るのではなく、自身の学力や実績、出願資格との相性を照らし合わせ、早期に必要な対策を明確にすることが重要であるとしています。
医進の会について
医進の会は、医学部受験に特化した指導や受験計画のサポートを行っています。
- 所在地対応サービス:医学部受験対策、夏期講習、個別指導、志望校別対策、推薦・総合型選抜対策、面接対策、小論文対策、学習計画管理など
- 公式サイト:https://ishin-kai.info/
- お問い合わせフォーム:https://ishin-kai.info/contact/
- 電話番号:06-6776-2934(受付時間 9:00-21:00(月~日))
本記事は医進の会の発表をもとに作成しました。
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