アドバンスト・メディア、大規模修繕向けiPadアプリを2026年10月に提供へ
株式会社アドバンスト・メディアは、建設業界向けプラットフォーム「AmiVoice B-Work One」のオプションとして、iPadアプリ「B-Work One RENOVIS」を2026年10月1日(木)より提供開始します。同アプリは、大規模修繕の調査記録や帳票作成、進捗管理を支援するツールです。
開発の背景と現地調査における課題
国土交通省の資料によると、2025年末時点で築40年以上の分譲マンションは約158.8万戸あり、10年後には約313.1万戸、20年後には約503.6万戸へ増加する見込みとされています。また、同省の「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」では、大規模修繕を実施したマンションの約7割が12~15年周期で修繕を行っており、13年周期が最も高い割合を占めています。

一方で、大規模修繕に向けた現地調査では、紙の図面や帳票への手書き記録、事務所での清書や転記、数量の手集計、写真と指摘箇所の照合作業といった作業負担が課題となっていました。1つの現場で多数の不具合を扱うため、記録漏れや重複、転記ミスを防ぎつつ、見積もりや報告の根拠となる情報を正確に整理することが求められています。
同アプリは、iPad上の図面に不具合の位置や種別、数量、写真、コメントをまとめて記録し、工種別の数量集計から帳票作成、進捗管理までを支援します。主な特徴は以下の通りです。
- 図面上へのプロットと集計:PCの管理画面から登録した図面をiPadで開き、工種や凡例を選択して該当箇所をタップすることで記録できます。完了/未完了のステータス付与にも対応します。
- 絞り込み表示:ステータスやコメントの有無、写真の有無などの条件で不具合記録を絞り込んで表示できます。
- 音声入力:AI音声認識AmiVoiceを搭載し、建設業界の専門用語を含むコメントを音声で入力可能です。
- 3種類の帳票出力:調査結果はPCの管理画面からExcel形式で出力できます。出力できる帳票は「不具合プロット図」(Excelシート1枚)、「コメントシート」(Excelシート1枚)、「写真台帳」(Excelシート3枚つづり1パターン、または6枚つづり2パターンから選択可能)の3種類です。
- オフライン対応:通信環境が整備されていない現場でのオフライン運用や、複数人による分担調査に対応し、データはクラウドへ同期されます。
利用料金と提供形態
「B-Work One RENOVIS」は「AmiVoice B-Work One」の契約ユーザー向けオプションアプリとして提供されます。
- 「B-Work One RENOVIS」利用料:1ライセンス 月額10,780円(税込)
- 「AmiVoice B-Work One」基本利用料(1TB):13,200円(税込)
- 「AmiVoice B-Work One」ID利用料:1ID 月額1,100円(税込)
本記事は株式会社アドバンスト・メディアの発表をもとに作成しました。
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