Uravation、Claude Code業務自動化PoCチェックリストを改訂
株式会社Uravationは、2026年9月22日、無料ダウンロード資料「Claude Code業務自動化PoCチェックリスト」を全面的に作り直して公開した。Claude Codeを使った小さな業務自動化のPoC(試験導入)について、続ける・変える・やめるの判断ができる形で回すためのチェックリストを横型30ページのPDFにまとめている。法人向けにAI研修や導入支援を100社以上に提供してきた同社の知見をもとに、判断基準を整えるための項目や記入例を掲載している。
PoCを次の判断につなげる3章構成

本資料は、事前に合格ラインを決めずに始めてしまうことでPoCが「動いた」だけで終わってしまう課題に対応するために作成された。資料内では総務省「令和8年版 情報通信白書」の調査を引きつつ、判断の型を整えるアプローチを提示している。構成は以下の全3章となっている。

- 第1章「設計」(PoC前):PoC前に固定する3点、PoC対象に向く業務と避ける業務、PoC設計シート(対象・目的・合格ライン・止める条件など7項目)の記入例、安全に始めるための3点(触れない範囲・確認する人・戻し方)、PoCチェックリスト[PoC前]12項目の記入例、実行環境チェック(リポジトリ・認証・保存先・権限)。
- 第2章「実行」(実行中):合格ラインと照らして1回実行する画面、通らない依頼文と通る依頼文、そのまま貼って使える依頼文テンプレート、同じ指示で複数回実行して揺れを比べる画面、結果をファイルに保存して記録を残す画面、実行中に記録する3点、PoCチェックリスト[実行中]10項目の記入例。
- 第3章「判定」:PoCチェックリスト[判定]10項目の記入例、判定後に選ぶ3つ(続ける・変える・やめる)、判定基準に迷ったときの参考画面、よくある質問、判定後に広げる3ステップ。



実際の実行画面やExcel記入例を収録

資料内では、実際にClaude Codeを動かした無加工の画面を6ページ掲載している。「読むだけで始める」「合格ラインと照らして1回実行」「同じ指示で複数回実行して揺れを比べる」「結果をファイルに保存して記録を残す」といった各手順が確認できる。最初の1回は書き込みを許可しない状態でファイルを読んで内容を報告するだけの依頼を行い、変更がないことを確かめる手順をとる。
例題では架空の問い合わせ一覧30件を区分ルールに従って分類させ、区分別の件数表のみを出力させて複数回実行時の結果の揺れを検証する。また、PoC設計シートと3区分のチェックリストには本物のExcelの記入例実画面が用いられている。

対象業務の選定基準と運用の流れ
最初のPoC対象業務としては、「毎週あって、型があって、やり直せる」業務からの選定を推奨している。効果が大きく見えても個人情報や判断そのものを扱う業務は初期段階では避け、触れない範囲・確認する人・戻し方の3点を事前に設定する。依頼文については、参照ルールや迷ったときの扱い、出力形式の指定の有無が結果を左右するとして、通らない依頼文と通る依頼文の違いを示している。
運用は以下の5段階で進める。
- PoC前のチェックで、測る指標・確認する人・止める条件を決め、PoC設計シートに書いて関係者で合意する。
- 依頼文テンプレートで依頼文を作り、まず書き込みなしの「読むだけ」で1回、次に合格ラインと照らして1回実行する。
- 同じ指示で複数回実行して揺れを比べ、結果をファイルに保存し、実行中に記録する3点を残す。
- 判定チェックで続ける・変える・やめるを1つ選ぶ。「変える」を選んだときは、直す箇所を1つだけに絞って同じ手順で回す。
- 「続ける」なら3ステップで広げる。日数ではなく、成果が出たことを合図に次へ進む。
代表取締役の佐藤 傑は「PoCで一番多い失敗は、『動いた』の後に何も決まらないことです。何を測るか、誰が確認するか、いつ止めるか。この3つを先に決めておけば、小さなPoCでも次の投資判断に使えます」とコメントしている。チェック項目は研修や導入支援の現場に合わせて随時更新され、PoC事例も許諾が得られたものから順次追加される予定である。
関連情報・会社概要
- 資料ダウンロードページ:https://uravation.com/downloads/claude-code-poc-checklist/
- 資料一覧:https://uravation.com/downloads/
- Claude Code法人研修:https://uravation.com/claude-code-corporate/
株式会社Uravation 概要
- 会社名:株式会社Uravation
- 所在地:東京都文京区本郷6丁目25番14号
- 代表者:代表取締役 佐藤 傑
- 設立:2024年2月
- 事業内容:生成AIの研修・コンサルティング・開発
- URL:https://uravation.com
- お問い合わせ:suguru.sato@uravation.com(広報担当)
本記事は株式会社Uravationの発表をもとに作成。
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