Dellows News

LEBO ROBOTICSがシリーズBの1st Close完了、自動制御化と欧米展開を加速

LEBO ROBOTICS株式会社は、Abies Ventures Fund I, L.P.とたましま地域活性化投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施し、シリーズBラウンドの1st Closeを完了した。調達した資金をもとに、風力発電ブレードメンテナンスロボットの自動制御化、欧米を中心としたグローバル展開、事業拡大に向けた組織体制の強化を加速させる。なお、同社は本ラウンドで2nd Closeを予定しており、シリーズBラウンド全体の調達額は2nd Close完了後に公表する予定としている。

LEBO ROBOTICS株式会社は、風力発電機のブレードに吸着して移動し、研磨・洗浄・塗布などの補修工程を行う「ブレードメンテナンスロボット」を開発している。今回の資金調達を通じて、主に3つの取り組みを推進する。

1つ目は、ブレードメンテナンスロボットの自動制御化である。センシング、3Dデータ、AI、制御技術を活用し、ブレードの状態認識から補修工程までの自動化を進め、施工品質の安定化と生産性向上を図る。

2つ目は、世界の主要な風力発電市場である欧州や米国を中心としたグローバル展開の本格化だ。同社はこれまでに日本、欧州、米国、中国、インドで関連特許を取得しており、今後は日本・欧州・米国の3極を中心とした事業体制を構築する方針である。

3つ目として、ロボット、ソフトウェア、AI・制御技術などの研究開発人材に加え、事業開発や海外展開を担う人材の採用を強化し、組織体制を拡充するとしている。

背景とこれまでの実績

世界的な脱炭素化に伴い風力発電の導入が進む一方、風車の大型化や洋上化により設備のメンテナンス需要が高まっている。特に風車ブレードは雨滴や飛来物の影響を受けるため定期的な点検・補修が必要とされるが、従来の作業は高所での人手作業への依存度が高く、安全性や作業人員の確保、施工効率、品質の安定化などが課題となっていた。

2018年の創業以来、同社は風力発電設備の点検・補修技術の開発を進めてきた。AIを活用したブレード外観点検では国内で累計1,000基以上の点検実績を持ち、自社開発のブレードメンテナンスロボットについても国内の実際の風力発電所における実証を経て商用サービスを展開している。

関係者の見解

出資元であるAbies Ventures株式会社のGeneral partnerである長野 草太氏は、同社が独自の補修ロボットを実際の風力発電所で商用サービスとして実装している現場実装力を評価し、日本発の技術が世界のメンテナンスの標準となることへの期待を示している。

また、あいざわアセットマネジメント株式会社のヴァイスプレジデントである島田 功基氏は、東京都昭島市から世界の市場へ挑む同社への出資の意義に触れ、主力市場となる欧米への展開を継続的にサポートする意向を述べている。

LEBO ROBOTICS株式会社の代表取締役である浜村圭太郎氏は、これまでの取り組みを振り返りつつ、「人がロボットを操作する」段階から「ロボットがブレードの状態を理解し、自ら必要な作業を行う」世界への進化を目指すとし、日本・欧州・米国の3極で事業を展開していく方針を示している。

LEBO ROBOTICS株式会社 会社概要

  • 会社名:LEBO ROBOTICS株式会社
  • 代表者:代表取締役 浜村圭太郎
  • 設立:2018年
  • 所在地:東京都昭島市
  • 事業内容:風力発電設備向けロボットの開発、ブレード点検・補修サービス等
  • Webサイト:https://www.leborobotics.com/

本記事はLEBO ROBOTICS株式会社の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間