ヤマハ株式会社は、人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく！」とコラボレーションし、2024年10月25日から27日までヤマハ銀座スタジオにて没入感溢れるイベント『DIVE STAGE』を開催する。このイベントでは、作中バンド「結束バンド」の新規撮り下ろし演奏を、ヤマハの最新自動演奏技術を用いて再現。ステージ上でもバンドメンバーが体感するサウンドを「生音」で疑似体験できる。

ヤマハは「ライブの真空パック」をコンセプトに、「観たくても観られなかったライブ」を時間と空間を超えて提供可能にする技術開発・事業開発を進めている。今回、エレキギター・エレキベース・ドラムの演奏を再現する「Real Sound Viewing®」と、音響、映像、照明や舞台演出などのデータ形式を統一化する記録・再生システム「GPAP」を組み合わせ、「結束バンド」の楽曲「光の中へ」の生演奏再現に挑戦する。

イベントでは、ライブハウスをイメージした音響とステージ環境で、再現演奏を視聴するだけでなく、ステージ上も回遊可能。エレキギター・エレキベースはヤマハ開発の最新「リアンプシステム」でアンプから出力される音を忠実に再現し、ドラムは各パーツに加振機を設置し実際に音が鳴る。また、通常のライブと同様のマイキング・音響システムによる音響、映像、照明演出を行い、各メンバーの身長に合わせた発音位置にスピーカーを設置するなど、ステージ内の音の再現にも挑戦している。

これまでライブ視聴者が体験することが難しかった「ステージ上の音響」を疑似体験できる、没入感ある体験を提供する。アニメファンや音楽ファンは注目のイベントとなりそうだ。