日本直販とByteDanceがパートナー契約 AI広告やTikTokで連携へ
日本直販株式会社は、ByteDance株式会社とグローバルパートナー契約を締結した。両社はTikTokおよびTikTok Shopを活用したショート動画やLIVE配信、コマース施策のほか、動画生成AI「Seedance」シリーズを活用したAI CMや動画広告制作などの連携を検討する。通販事業で培った約1,200万人の顧客基盤とAI技術を掛け合わせ、新たな広告DX事業への発展を目指すとしている。
主な連携領域と取り組み内容
両社は本契約に基づき、主に4つの領域で取り組みを検討する。


TikTokとの連携では、ショート動画やLIVE配信、クリエイターとの協業を通じたコンテンツ発信や商品販売を計画している。日本直販の商品販売にとどまらず、蓄積した知見を活かした企業向けのTikTok Shop導入・運用支援も視野に入れる。さらに、デジタルヒューマンが商品を紹介し視聴者の質問にリアルタイムで回答するAIライブコマースの開発・運用も予定しており、子会社の声優事務所である株式会社クロコダイルの所属声優やエンターテインメントIPの活用も検討される。
また、ByteDance Seed Teamが開発するSeedanceを活用したAI動画生成環境を基盤に、AIによるCM・動画広告やSNS向けコンテンツ制作を支援する広告DXサービスの構築を進め、広告主や広告代理店への提供を通じてAI CM市場の創出と拡大を目指す。
旗艦プロジェクトとしてのAYET構想
日本直販が推進するエンターテインメント領域のトークンプロジェクト「AYET(Akimoto Yasushi Entertainment Token)」を、本連携の旗艦プロジェクトの一つとして位置づける。
SeedanceなどのAI技術を活用したCM・動画コンテンツ制作やAIによるIPコンテンツ展開を進めるとともに、次世代クリエイターの育成にも取り組む。クリエイターの制作環境、発信接点、収益機会を一体的に整え、AIとIPとクリエイターによるコンテンツ創出の循環を構築し、AYETにおける実需と事業基盤の強化およびグローバルIP創出へつなげる構想だ。
広告プラットフォームの構築と今後の展望

日本直販は事業連携を基盤に、企業、広告代理店、クリエイター、IPホルダーがAIを活用できるプラットフォームの構築を進める。広告制作の効率化や新たなサービス展開、制作機会の提供などを通じて市場の形成を図る。

今後の展開について、ByteDance株式会社のSalesDirectorである佐藤尭氏は、両社の強みを組み合わせることで日本市場に適した新しい活用事例を創出できると言及している。また、日本直販株式会社の代表取締役社長である水谷 彰孝氏は、クリエイターが作品を世界へ届け継続的に活動できる環境をつくり、新しいエンターテインメントを届けていくとしている。
両社は今後、TikTok ShopやAIライブコマース連携、AI CM制作、AYETを起点とした事業の各領域で技術検証と事業性の確認を段階的に進める方針だ。
両社概要
- 日本直販株式会社
- 所在地:東京都港区虎ノ門3丁目20-5 伊藤佑ビル虎ノ門3F
- 代表者:代表取締役社長 水谷 彰孝
- 設立:1977年10月(日本直販ブランド開始)
- 事業内容:総合サービス(通販/コンテンツ企画/広告・販促支援 ほか)
- URL:https://corporate.666-666.jp
- ByteDance株式会社
- 所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目21番1号 渋谷ヒカリエ
- 代表者:代表取締役社長 佐藤 陽一
- 設立:2016年8月16日
- 事業内容:インターネットメディア・デジタルコンテンツ配信事業
- URL:https://www.bytedance.com/ja
本記事は日本直販株式会社の発表をもとに作成。
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