三菱電機ビルソリューションズ 環境配慮エレベーターを2026年10月2日に発売へ
三菱電機ビルソリューションズ株式会社(取締役社長 織田 巌、本社:東京都千代田区)は、GXスチールやバイオマス素材などの環境配慮素材を採用した標準形エレベーター「AXIEZ-LINKsサステナブルパッケージ」を2026年10月2日に発売します。また、保守サービスにおいては資源循環の取り組みとして、従来は廃棄していた部品を再利用する「リマニファクチュアリング」を進めます。素材の見直しと保守部品の再生活用を通じ、エレベーターのライフサイクル全体で建築物の脱炭素化や資源循環への貢献を目指します。
GXスチールやバイオマス素材を採用した新製品
新製品「AXIEZ-LINKsサステナブルパッケージ」は、標準形エレベーター「AXIEZ-LINKs」に使用する素材を見直したモデルです。建築物の新築や更新時に導入することで、ライフサイクル全体での環境負荷低減に寄与します。
主な特長は以下の通りです。
- かご室の壁面や戸の化粧鋼板に、製造工程での温室効果ガス排出量を削減した鉄鋼材料「GXスチール(Green Transformation Steel)」を採用
- 石油由来資源の使用量削減につながる、生物由来原料を用いたバイオマス素材の床タイル、手すりカバー、ボタンリングを採用
- サステナブル素材を採用するとともに、かご室の壁面・戸・床タイルに新たなデザインを取り入れ、建物空間に調和する意匠性を実現
保守サービスにおけるプリント基板の再生活用




同社は保守サービスにおいて、使用済みの製品・部品を分解・修理・交換等によって性能や品質を再生する工業プロセス「リマニュファクチュアリング」の取り組みを推進しています。エレベーターに使用されているプリント基板の再生技術を開発し、保守部品として活用します。

2026年4月から、従来は廃棄していたエレベーター乗場の階数などを表示するインジケーター基板を回収し、必要な部品交換や性能確認を行ったうえで「リビルト部品」として保守サービスに活用しています。今後は対象をメイン制御基板などにも順次拡大する予定で、廃棄物削減による環境負荷低減と保守部品の安定供給の両立を図ります。
建築物のライフサイクルカーボン評価に向けた背景
近年、建築物においては使用時の省エネルギー性能だけでなく、資材調達から製造、保守、廃棄に至るライフサイクル全体での環境負荷低減が求められています。

国土交通省の「建築物のライフサイクルカーボンの算定・評価等を促進する制度に関する検討会」中間とりまとめ資料(令和8年1月28日公表)によると、2028年度からは建築物のライフサイクルカーボンの評価を促進する制度の導入が検討されています。同社は製造時の素材見直しと保守部品の再生活用を両輪として、持続可能な社会の実現に取り組むとしています。

三菱電機ビルソリューションズについて
三菱電機ビルソリューションズ株式会社は、ビルシステム事業における開発・製造から保守・リニューアルまで一貫した事業運営を行う企業で、2022年4月に設立された三菱電機株式会社の連結子会社です。
昇降機(エレベーター・エスカレーター)、空調・冷熱機器、ビルシステムなどの製品群と運用管理の知見、デジタル技術を組み合わせた統合ソリューションを展開しています。
本記事は三菱電機ビルソリューションズ株式会社の発表をもとに作成されています。
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