TRIPLE7、全国ビルメンテナンス協会のセミナーでドローン高圧洗浄を実演
ドローン高圧洗浄を手がける株式会社TRIPLE7の代表取締役である岩岡真吾氏は、2026年9月15日に開催された公益社団法人全国ビルメンテナンス協会主催のセミナー「人手不足時代の新提案 高所洗浄作業をドローンで効率化」に登壇しました。会場となった山崎産業株式会社 第二営業本部では、ドローン高圧洗浄の施工経験や安全管理に関する講演が行われたほか、外壁洗浄とDJI Dock 3による自動飛行の実演が実施されました。定員40名のところ、ビルメンテナンス会社の経営層など52名が参加しました。
高所作業の安全性向上と人手不足解消に向けた背景
ビルメンテナンス業界では、人手不足と高齢化が課題となっています。ザイマックス総研の2024年調査(n=369)によると、事業者の92%が人手が「不足している」と回答しています。また、厚生労働省の「令和7年 労働災害発生状況」では、業務中の死亡事故700人のうち186人が「墜落・転落」によるもので、約4人に1人を占めています。セミナーでは、高所作業における安全の確保と人手不足への対応を両立する選択肢の一つとして、ドローン技術の活用法が提示されました。
講演では、TRIPLE7が現場で実施している安全手順が紹介されました。飛行前の風速や降雨による中止基準の策定と共有、専任監視員の配置や作業エリア下の立ち入り管理、抜け防止ロックピン付き継手(日本製)によるノズルの固定などが挙げられました。また、落下防止措置や国土交通省の許可・承認、10億円の賠償責任保険への加入といった安全対策が説明されました。
あわせて、ドローンの得意分野と不得意分野についても解説されました。ゴンドラなどの設備が使えない形状の建物や部分的な洗浄、動線を止めない作業に適している一方、鋼材に固着したサビの除去や荒天時の作業、こすり洗いが必要な汚れなどには向かないとし、技術の特性に応じた活用が求められるとしました。導入形態としては「外注」「外注しながら人材育成」「内製化」の3つの選択肢が示され、いずれの場合も資格、許可、安全管理体制の重要性が強調されました。さらに、バウンダリ行政書士法人 代表行政書士の佐々木慎太郎氏が、飛行ルールや申請手続きについて解説を行いました。
会場敷地内で外壁洗浄と自動飛行を実演

座学終了後、会場敷地内で実演が行われました。外壁洗浄の実演では、山崎産業株式会社 第二営業本部の壁面へドローンから水を噴射する様子が公開されました。また、DJI Dock 3を用いた実演では、機体が自動で離陸し、あらかじめ設定されたルートを巡回して戻る飛行が披露されました。


TRIPLE7のドローン高圧洗浄の特徴と実績
TRIPLE7は、一等資格を持つパイロットが飛行を担当し、元JAL国際線パイロットの岩岡氏が安全を監修しています。対応する高さは140m以上で、必要な許可・承認の取得と現場条件の確認を前提に最大200mまで対応可能です。水圧は素材に合わせて5〜20MPaで調整し、水道水・純水・温水・洗剤を使い分けます。
2026年1〜8月には40以上の現場で施工を行い、そのうち10件以上が高層や営業中などの現場でした。主な実績は以下の通りです。
- ホテルグランヴィア広島サウスゲート:地上約80mの客室の窓をチェックアウトからチェックインまでの間に洗浄(2025年8月・2026年8月の2回)
- 国内の大規模スポーツ施設:観客席上部にあたる高所のキャットウォークを足場なしで清掃
- 山崎産業株式会社 東京総合センタービル:窓ガラスと壁面をあわせて洗浄するビルの丸洗いを施工
株式会社TRIPLE7 会社概要


- 会社名:株式会社TRIPLE7
- 所在地:東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
- 代表者:代表取締役 岩岡真吾
- 事業内容:ドローン高圧洗浄、空撮、インフラ点検、自動飛行・遠隔巡回、NAPAドローンアカデミーの運営
- URL:https://www.triple7.biz

本記事は株式会社TRIPLE7の発表をもとに作成しました。
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