しのはらプレスサービス、bestatの3Dプラットフォーム3D.Coreを導入
bestat株式会社が提供する3Dデータプラットフォーム「3D.Core」が、プレス機械のメンテナンス・保全を専門とするしのはらプレスサービス株式会社にて、実証実験(PoC)を経て本格導入を開始しました。
客先での3Dスキャン作業時間を従来の約6時間から約0.5時間へと最大1/12に短縮するなど、現場業務の効率化とデータの資産化を支援します。
導入の背景と現場の課題
しのはらプレスサービスは、プレス機械のメンテナンス・保全を専門とするエンジニアリング企業です。様々なメーカーのプレス機械に対応し、これまでに手がけてきた機種は5,000を超えます。「リビルド&レトロフィット」や予防保全のための点検・メンテナンスを軸に、国内16拠点に加え北米にも拠点を展開しています。
同社では、図面のないメンテナンス対象の機材や現場を正確に記録することが長年の課題となっていました。図面がない機材は、現物から構造や寸法を正確に記録して設計図を起こす必要があります。ハイエンドのレーザースキャナーは準備や専門性が求められて扱える人員が限られ、手作業による測定では属人性が残ることから、高精度なスキャナーと手作業の中間に位置する手段を求めていました。
導入における評価ポイント
実証実験を経て、以下の点が評価され本格導入に至りました。
- 作業時間の大幅な短縮:メンテナンス対象設備の3Dスキャン作業が、従来の約6時間から約0.5時間に短縮され、手作業での測定と比較しても同等以上の時間短縮が見込まれています。
- 手軽なデータ取得と共有:大掛かりな機材や専門人員を手配することなく、現場の担当者がスマートフォンで撮影して3Dデータ化し、本部や顧客と簡単にデータを共有できます。
- 品質の担保とナレッジの資産化:LiDAR機能とAIの組み合わせにより、スマートフォンでも誤差1%未満の3Dデータを撮影可能です。3Dで記録することで測り忘れやデータのばらつきを解消し、蓄積されたデータやノウハウを組織全体のナレッジ・知的財産として資産化できます。
産業向け3Dデータ活用プラットフォーム「3D.Core」
「3D.Core」は、東京大学松尾研究室発のbestatが開発する産業向け3Dデータ活用プラットフォームです。画像・動画・点群・360度動画など、現実空間で取得される多様なデータを高精度に3D化し、取得・生成・処理・活用までを一気通貫して支援します。
製造業やインフラ分野を中心に、デジタルツイン構築、生産技術、設備保全・点検、レイアウト検討などの業務で活用されています。
会社概要
しのはらプレスサービス株式会社
- 代表:代表取締役社長 篠原正幸
- 設立:昭和48年6月
- 資本金:9000万円
- 所在地:(本社・工場)〒273-0016 千葉県船橋市潮見町34-2
- URL:https://www.shinohara-press.co.jp/index.php
bestat株式会社
- 代表:代表取締役 松田 尚子
- 設立:2018年
- 所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル 507
- URL:https://bestat-data.com
本記事はbestat株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



