プルーフポイント、新コラボレーションセキュリティを発表 2027年提供へ
プルーフポイントは2026年9月22日、コミュニケーションやコラボレーションを保護する「Proofpoint Agentic Collaboration Security system」を発表しました。インテント認識型の新たな検知モデルとエージェント駆動型の機能を統合し、メールやコラボレーションツール、ブラウザ上でのセキュリティアクションを実行します。
意図とコンテキストを推論する共通基盤
巧妙なサイバー攻撃は通常の業務活動に似通っており、取引先へのなりすましや不正な支払い依頼など、行動の異常だけでは検知が困難なケースが増加しています。
これに対応するため、本システムは「Proofpoint Knowledge Graph」を基盤として採用しました。進行中の攻撃キャンペーンに関する脅威インテリジェンスや攻撃パターン、侵害された取引先情報と、組織内のコミュニケーションパターンやデータアクセス状況などのコンテキストを組み合わせて分析します。
あわせて導入された「Nexus Intent-Based Detection Model」は、各やり取りの曖昧さに応じて多段階分析を実施します。大半の判断は0.5秒未満で完了し、判断が難しいケースではメッセージの目的が妥当かを深く推論します。
プルーフポイントのThreat Protection Group担当エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるトム・コーン(Tom Corn)氏は、セキュリティにはやり取りの目的を理解し、コンテキストを踏まえて推論したうえで、攻撃者が成功する前に行動することが求められると説明しています。
本システムでは、メールゲートウェイでの配信前とAPIを介した受信トレイ内の双方でインテント認識型検知を適用します。大きなアクセス権限や取引承認権限を持つ経営幹部や財務承認者などに対しては、「Privileged User Protection」が専用の検知モデルを構築し、高度な標的型攻撃を識別します。
また、攻撃の全体像を自動的に再構成して影響範囲の判断や証拠収集を行う自律型脅威調査機能により、調査にかかる手作業と時間を削減します。
さらに、組織内の高リスクユーザーを特定して保護機能やリアルタイムコーチングを動的に適応させるとともに、Blue TeamおよびRed Teamのエージェントがリスクの評価と防御機能の能動的な検証を行います。
ブラウザ経由の脅威への対策として、新たにPush Security社との提携による「Advanced Browser Protection」が導入されます。メール脅威インテリジェンスとブラウザネイティブの保護機能を統合し、クリック後のフィッシングや悪意のあるURL、不正な拡張機能、OAuthフィッシング、認証情報窃取、セッションハイジャックなどの阻止を支援します。
ブラウザのテレメトリデータは「Threat Protection Workbench」、「Proofpoint Security Graph」、および「Investigation Agent」に統合され、メッセージ配信からブラウザ上の操作に至る攻撃チェーンの一貫した可視化と調査を可能にします。
Proofpoint Agentic Collaboration Securityの新機能は、Proofpoint Collaboration Securityソリューションのアップデートとして、2027年第1四半期に提供される予定です。なお、特定のデータ所在地要件が適用される国では、提供時期や提供状況が異なる場合があります。
- 提供分野:人とAIエージェントを中心としたサイバーセキュリティプラットフォーム
- 導入実績:フォーチュン100企業のうち80社以上、14,000社を超える大企業、数百万の中小企業
- 公式サイト:www.proofpoint.com/jp
本記事はプルーフポイントの発表をもとに作成されています。

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