Rosso、動的通信間隔計画法と台帳型連合学習を組み合わせた技術で特許取得
株式会社Rossoは、連合学習における通信頻度を動的に調整する「動的通信間隔計画法(Adaptive-K)」を台帳型連合学習と組み合わせた技術について、特許を取得しました。本技術は、学習に参加するクライアント端末・拠点とサーバー間におけるモデルの交換頻度をクライアントごとに調整するものです。サーバー側モデルとの統合結果をもとに次回更新タイミングを決定し、不要な通信の削減を図ります。
技術開発の背景
連合学習は、端末や拠点が保有する学習データを1か所に集約せず、それぞれの学習結果を共有してAIモデルを更新する技術です。
動的通信間隔計画法(Adaptive-K)は、連合学習におけるモデル交換の頻度に着目して開発されました。クライアントごとに通信間隔を調整することにより、保有データに偏りがある環境でも効率的な学習を目指しています。
特許技術の特徴
本技術では、各クライアントのモデルとサーバー側のモデルを統合した結果に基づき、次回の更新タイミングを調整します。モデル交換の頻度を動的に変化させることで、通信負荷の低減を図る仕組みです。
また、通信間隔をクライアントごとに自動調整するため、各クライアントが保有するデータに偏りがある環境においても、それぞれの状況に応じた学習と通信を支援します。今回の特許は、この動的通信間隔計画法を台帳型連合学習と組み合わせて利用する技術を対象としています。
想定される活用分野
本技術は、複数の端末や拠点が連携してAIを学習する多様な場面での活用が想定されています。
- ロボティクス
複数のロボットがそれぞれの稼働環境で学習し、モデルを共有する際の通信負荷の低減。
- スマートファクトリー・産業用機器
設置環境や稼働状況が異なる機器間で、設備の予兆検知などに用いるAIを共同学習する際の通信頻度の調整。
- 医療
患者データを各医療機関内に保持して行う連合学習において、施設間のモデル交換に伴う通信負荷の低減。
株式会社Rossoについて
株式会社Rossoは、東京都渋谷区に本社を置き、AIやデータ分析、Webアプリケーション開発などを手掛けています。
- 会社名:株式会社Rosso
- 代表者:代表取締役 川畑 和成
- 創業:2006年5月23日
- 所在地:東京都渋谷区神山町7‐12 ユースクエア渋谷神山町5F
- URL:https://rosso-tokyo.co.jp/
本記事は株式会社Rossoの発表をもとに作成しています。
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