「エコポーク」BBQセット、デジサーフと提供開始
東京都千代田区に本社を置く株式会社Eco-Porkは、神奈川県藤沢市に本社を置く株式会社デジサーフと協力し、デジサーフが運営するBBQ場で予約セット食材としてエコポークを提供することを発表した。これにより、多様な年代の消費者が訪れるBBQ場でエコポークの美味しさを体験でき、エコで持続可能な豚肉の社会流通を促進することが期待される。
Eco-Porkは、デジサーフが運営する都内最大級のBBQ場「THE BBQ BEACH in TOYOSU」で提供される予約セット食材として、新潟県中魚沼郡津南町で生産される「鬼の宝ポーク」を中心に据えた「至高のBBQ体験セット」の販売を2024年3月に開始した。これまで同BBQ場では冷凍自動販売機を活用した豚精肉やソーセージなど豚肉加工品の販売を行っていたが、今回の取り組みにより、より多くのユーザーにエコな豚肉とともに「食肉文化を次世代につないでいく」という理念と美味しさを提供することが可能となった。
一方、デジサーフはこの取り組みを通じて、BBQをコース料理のように食べるという新しい価値提案や、「手ぶらで」BBQ場に来場できるという顧客の利便性向上による企業価値向上を目指す。
販売商品は、Eco-PorkのDXソリューションを導入する新潟県魚沼で生産される「鬼の宝ポーク」の豚バラ肉と、牛タンや海鮮、野菜、焼きそばのセットである。
今後は季節に応じた食材セットや、全国都道府県や各国の食文化を楽しめるような食材セットも提供する予定で、BBQ場利用客の期待に応えるとともに、エコで持続可能な豚肉の社会流通、フードロス削減支援、全国各地の一次産業応援のネットワーク拡大を図る。
デジサーフは全国約4,900のBBQ場が加盟する国内最大級の検索・予約サイト「デジキュー」を運営しながら、自社BBQ場の運営、他社掲載店舗への送客、グランピング機材販売、複合レジャー施設の運用、ECモール事業などを行っている。
また、Eco-Porkは「次世代に食肉文化をつなぐ」を企業理念に掲げ、世界40兆円市場である養豚の、データによる持続可能化を目指している。養豚の全てをデータで可視化する養豚経営支援システム「Porker」および、関連するIoT機器を開発・販売している。