歯科検診受診率は20〜24歳男性が36.4%で最低 令徳会が厚労省調査を分析
医療法人令徳会が運営するユアーズデンタルクリニック(北海道札幌市中央区、理事長:湯口晃弘)は、厚生労働省の令和6年歯科疾患実態調査をもとに、歯科検診の受診率と歯周ポケットの保有率を年齢別に突き合わせて分析した結果を発表しました。過去1年間に歯科検診を受けた人の割合は10〜14歳の男性が97.8%と最も高かったのに対し、20〜24歳の男性が36.4%と最も低くなっています。学校健診を離れる年代で受診率が大きく低下していることが示されています。

年齢階級別の受診率と受診機会の変化
厚生労働省の令和6年歯科疾患実態調査(被調査者14,695人)によると、過去1年間に歯科検診を受けた人の割合は、全体で63.8%(男性 60.6%、女性 66.5%)でした。年代別では10〜14歳の男性が97.8%で最も高く、20〜24歳の男性が36.4%で最も低い結果となっています。
受診のきっかけとなった機会をみると、全体で最も多いのは「かかりつけの歯科医院での定期的な検診」の55.7%でした。受診機会別の割合において、学校健診は1歳以上で6.2%を占めるものの、20歳以上では0.1%にとどまります。20歳以上では「かかりつけ歯科医院での定期的な検診」が55.9%と大半を占め、自治体の検診が1.4%、職場検診が1.0%となっており、20歳以降は自発的に歯科医院へ通うかどうかが受診の中心となる構成が浮き彫りになっています。
若年層における歯周ポケット保有率の推移

同調査における15〜24歳で歯周ポケット4mm以上の人の割合は、1999年の10.4%から2024年には24.7%となっています。途中の推移は2005年 7.2%、2011年 8.5%、2016年 17.6%、2022年 17.8%と一本調子ではないものの、受診率が最も下がる年代と歯周ポケットのある人の割合が高くなっている年代が重なっていることが確認されました。
なお、厚生労働省は2024年度から、歯周疾患検診の対象年齢に20歳と30歳を加えています。
分析の留意点と監修者コメント
今回の分析について同院は、受診率の低下が歯周ポケットの増加の原因であると示したものではなく、2つの指標が同じ年代で動いていることを並べて確認したものであるとしています。また、受診率は質問紙への回答にもとづく割合であり、令和6年の割合は各都道府県の人口規模が反映されるよう調整された全国補正値です。歯周ポケットの割合は対象歯を持たない人を含めて算出されており、個別の症状や治療について述べたものではありません。
ユアーズデンタルクリニック院長の湯口晃弘氏は、「歯周病の治療に携わっていると、20代で初めて歯ぐきの状態を確かめ、思っていたより変化が進んでいて驚かれる方に出会うことがあります。学校を卒業すると、自分から歯科に行かない限り、口の中を見てもらう機会はなくなります。歯周病は初期に痛みが出にくいため、検診が途切れる時期と、歯ぐきの変化が始まりやすい時期が重なっていることは見過ごせない点です。今回の数字は、若い世代こそ定期的に確かめる習慣を持つことの大切さを示していると受け止めています」とコメントしています。
分析の詳細は情報サイト「Save Your Teeth.」(https://save-your-teeth.jp/columns/dental-checkup-gap/)でも公開されています。

医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックの概要
- 医院名:ユアーズデンタルクリニック
- 運営法人:医療法人令徳会
- 設立:2015年9月
- 所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F(地下鉄大通駅直結)
- 理事長:湯口 晃弘
- 診療科目:歯周外科、歯周組織再生療法、インプラント治療、審美歯科(自由診療専門)
- 公式サイト:https://yours-dental.com/
本記事は医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックの発表および厚生労働省の公表情報をもとに作成しています。
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