Mathmajiの取締役副社長に小尾吉弘氏が就任 インドネシア事業を加速
株式会社Mathmajiは、2026年9月7日付で小尾吉弘氏が取締役副社長に就任したことを発表した。同社は今年3月にインドネシアへ進出しており、算数学習アプリの枠を超えてEdTech総合企業へ進化することを目指している。現地で長年にわたり産業界のニーズに応じた人材育成を主導してきた小尾氏を迎えることで、インドネシアでの事業展開を一層加速させる構えだ。
小尾吉弘氏は1982年に大阪外国語大学を卒業後、丸紅株式会社に入社した。1983年よりインドネシアに駐在して同国の不動産開発事業に従事し、1989年からは西ジャワ州ブカシ県のMM2100工業団地の立ち上げや開発に携わった。2003年以降は同工業団地の開発・運営会社の社長などを歴任し、2012年に丸紅を退職した。
2013年からは丸紅のパートナー会社であるPT Bekasi Fajar Industrial Estate Tbkの社長としてMM2100工業団地の発展に尽力し、製造業を中心に約400社(内日系220社)を誘致して10万人以上の雇用を創出した。さらに、産業界のニーズに即した人材育成を目的にYayasan Mitra Industri Mandiri(ミトラ・インダストリ・マンディリ財団)を創設し、インドネシア政府の職業高校モデル校に認定された職業専門高校SMK Mitra Industri MM2100などを展開した。
このほか、職業訓練機関 LPK Horensoや日本語学校 Nozomiを通じて現地の若者を日本やドイツへ送り出す事業を展開し、2025年にはPoliteknik Mitra Industriを開設している。これらの功績が評価され、2021年に在外公館長表彰、2023年に日本国外務大臣表彰を受賞した。
取締役副社長就任の背景と今後の展開
Mathmajiは、学力水準の低迷や地域間格差といったインドネシアの教育課題解決を目指し、今年3月から現地教育機関への訪問やSNSマーケティングなどを進めてきた。
代表取締役の廣瀬康令氏は、小尾氏の参画によって現地事業をより強力に推進できるとし、すでにアプリが試験導入されているMitra Industriグループの教育機関との連携を通じ、アプリの普及や新規教育事業の展開を進めたいとしている。小尾氏も、論理的思考力の核となる算数・数学の力を育む原動力として同社アプリを位置づけ、世界の子どもたちの未来を切り拓いていく姿勢を示している。

「Mathmaji」は、日本の学習指導要領をベースにしたオリジナリカリキュラムを採用し、日本式算数教育を取り入れたグローバル向け算数学習アプリである。思考を促すインタラクティブなレッスンや理解を定着させるドリル学習を組み合わせ、子どもが一人で学べる環境を提供するほか、保護者が学習状況や理解度を確認できる機能を備えている。
株式会社Mathmaji 会社概要
- 会社名:株式会社Mathmaji
- 代表者:代表取締役 廣瀬康令
- 所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
- 設立日:2021年8月12日
- 資本金:15,300万円(資本準備金を含む)(2026年9月7日現在)
- 事業内容:教育の格差解消と基礎学力の向上を実現し、社会に役立つ人材を育成するためのデジタル教育事業の推進
- ウェブサイト:https://www.mathmaji.com
本記事は株式会社Mathmajiの発表をもとに作成。
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