唐津Farm&Food、メルキュール佐賀唐津リゾートで廃プラスチック体験会を開催
NPO法人唐津Farm&Foodは、2026年9月20日(日)にメルキュール佐賀唐津リゾートのロビーで、宿泊客を対象としたアップサイクル体験ワークショップを開催しました。当日の参加者は105名で、8月8日・9日に開催された夏休みワークショップの163名と合わせ、同ホテルでの参加者数は累計268名となりました。館内で回収したペットボトルキャップをその場で加工し、ホテルのロゴ入りコースターなどに再生する取り組みが行われています。



館内で回収した飲料キャップをコースターに再生
ワークショップでは、ホテルの自動販売機で回収された飲料のキャップ約3,700個・約9.2kgが原料として使用されました。洗浄して細かく砕いたキャップをロビーに設置した射出成形機で溶かし、ホテルのロゴを刻んだ金型でプレスしてコースターを成形します。キャップの色がそのまま模様になるため、一つひとつ異なる仕上がりになります。


宿泊客限定の無料プログラムとして予約不要で実施され、各回6名・30分の入替制で行われました。参加者は海洋プラスチック問題に関する短いレクチャーを受けた後、ロゴ入りコースターづくりや、リサイクルプラスチックビーズのブレスレットづくりを体験しました。


家族連れや海外旅行者など多様な宿泊客が参加
当日はシルバーウィーク期間中ということもあり、家族連れを中心に海外からの旅行者も参加しました。参加者が射出成形機のレバーを押し下げて成形を行う様子がロビーで見られたほか、唐津南高校の生徒と先生も会場を訪れました。


NPO法人唐津Farm&Food副理事の小嶋宏明氏は、旅先の時間の中で循環を知る体験について「これからのサステナブルツーリズムのコンテンツになると考えています」と述べています。
研修や展示から館内での循環モデルへ展開
メルキュール佐賀唐津リゾートにおける取り組みは、2026年5月のアップサイクル作品展示から開始されました。7月1日にはホテル全社研修の一環としてスタッフ14名がコースターづくりを体験し、8月からロビーでのワークショップがスタートしました。

8月30日にはホテル1階のショッピングプラザにおいて、廃ペットボトルキャップ100%の「The Whale」生物多様性クジラキーホルダーの販売も始まっています。館内で回収したキャップを館内で製品化し、宿泊客が成形を体験してお土産として持ち帰るという循環の仕組みが構築されています。
Precious Plastic 唐津と団体概要
Precious Plastic 唐津は、オランダ発のオープンソースプロジェクト「Precious Plastic」の仕組みを活用し、回収したペットボトルキャップなどの廃プラスチックを自作の射出成形機でコースターやキーホルダー、植木鉢などに再生するNPO法人唐津Farm&Foodの事業です。
- 団体名:NPO法人唐津Farm&Food
- 所在地:佐賀県唐津市東唐津3-7-22
- 代表理事:濵口のぞみ
- 事業内容:環境教育(ESD)、サーキュラーエコノミーの推進、Precious Plastic 唐津の運営、自然共生サイト「横枕」の管理
- Webサイト:https://karatsu-f-f.com/
- メルキュール佐賀唐津リゾートとの取り組み(Webページ):https://karatsu-f-f.com/mercure.html
本記事はNPO法人唐津Farm&Foodの発表をもとに作成しました。
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