米本学仁、新事務所「SUPER UNIVERSAL」設立

ハリウッドで活躍する日本人俳優、米本学仁(よねもとたかと)が、自身の新たな芸能事務所「SUPER UNIVERSAL合同会社」を設立した。同社の社長兼マネージャーは、米本の妻である米本薫(よねもとかおる)が務める。この新たなステップにより、米本はハリウッドから日本、そして世界へと活動の幅を広げる意向だ。

米本は、ハリウッドでの俳優活動を2020年のコロナ禍で一時休止し、日本での活動を本格化。その後、2022年の「鎌倉殿の13人」、2023年の「どうする家康」で2年連続大河ドラマ出演を果たすなど、日本でもその才能を発揮している。

米本は映画制作の裏方を目指して渡米したが、2013年にキアヌ・リーブス主演の映画「47 Ronin」でハリウッド俳優デビューを果たした。その後も映画、ドラマ、CM等で活動を続け、2020年には日本でも活動を開始。その活動は、大河ドラマ出演や「全裸監督」「ガンニバル」への出演など、多岐にわたる。

米本は、自身の体型がコンプレックスだったが、役者としての仕事を通じて、そのコンプレックスが活かせるものだと気づいた。その経験から、プラスサイズモデルとしての活動も視野に入れている。

一方、社長を務める米本薫は、東京大学大学院卒業後、コンサルティング会社に入社。その後、壁画アートを展開するベンチャー企業に役員として参画し、多数のアートプロジェクトをディレクションした。

新会社「SUPER UNIVERSAL」は、米本学仁の芸能活動のマネジメントだけでなく、オリジナル商品やプロジェクトの企画・運営なども行う予定だ。その目指すところは、世界中に「愛と想像力」を届け、インクルーシブな世界の実現である。

新たなステージでの活動が始まる米本学仁と米本薫。その活動を通じて、どのような「愛と想像力」を世界に届けていくのか、その動向が注目される。