無印良品がふるさと納税に参入、専用サイトを開設

株式会社良品計画は、2024年9月18日より、ふるさと納税専用サイト「無印良品 ふるさと納税」を開設すると発表した。同サイトでは、生産者とお客様をつなぐ産地直送マーケット「諸国良品」の商品を中心に、約130アイテムを取り扱う予定だ。

良品計画は、2015年から「諸国良品」の取り組みを開始し、全国47都道府県の商品約1800アイテムを無印良品の店舗とECサイトで販売している。今回、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンクと連携し、ふるさと納税の仕組みを導入することで、より多くの方に「諸国良品」の商品を購入いただき、生産者への支援を促進することを目指す。

ふるさと納税は、自治体へ寄付した金額のうち、2千円を超える金額が所得税と住民税から原則として全額控除される仕組みだ。この仕組みを活用することで、お客様は「諸国良品」の商品を手に入れやすくなり、生まれ故郷に限らず、都道府県や市区町村を応援できるようになる。

株式会社トラストバンクは、2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設した。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超、お礼の品数は57万点超の国内最大級のふるさと納税サイトに成長している※。

良品計画は、地域の活性化支援に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献することを目指して、今後も「諸国良品」の活動を拡大していく方針だ。

※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2023年9月時点、JMRO調べ)