福原遥主演ドラマ『透明なわたしたち』、配信直前イベント開催
「ABEMA」は、2024年9月16日夜11時よりオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』(全6話)の無料配信を開始する。配信直前プレミアイベントには、主演の福原遥をはじめ、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈、松本優作監督が登壇し、本作への想いを語った。
『透明なわたしたち』は、週刊誌ゴシップライターの碧(福原遥)が、2024年渋谷で起きた身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、真相を追う社会派群像サスペンスだ。
役作りについて、福原は「素晴らしい作品をつくられた監督についていく想いで、精一杯役と向き合った」と話し、小野は「共感性の高い役どころだったので、たくさんの方に共感していただけるような感情表現や描写を心がけた」とコメント。伊藤は「学生時代と現代のギャップが激しい役だったので、演じ分けを意識した」と明かした。
倉は実兄が会社経営者であることから「知らない単語は随時相談しながら演じた」と話し、武田は「自分と近いところにいたので、今までの経験や見てきた人を参考にした」と述べた。松本監督からは、出演者たちを称賛する言葉が贈られた。
イベントでは、高校時代の写真紹介や人狼ゲームの特別バージョンも行われ、和やかな雰囲気に。また、8月に26歳の誕生日を迎えた福原へのサプライズ祝福の場面もあり、伊藤から花束が手渡されると、福原は「皆さんに祝ってもらえて幸せ」と笑顔を見せた。
最後に、福原は「この作品を見て、少しでも心が楽になったり、自分一人じゃないと思ってもらえるような、寄り添える作品になれば」と思いを語り、小野は「未熟さやグレーな部分を認めて愛される、愛のある作品」、伊藤は「見ている方々にザクザクと突き刺さるような内容だが、そこから生まれる感情が醍醐味」、倉は「ご家族や友だちとたくさん話してほしい」、武田は「もがいている方々に寄り添って導いてくれる作品」とそれぞれ本作の魅力を伝えた。
9月16日夜11時より配信開始となる第1話では、主人公・碧を中心に物語が展開。高校時代は仲間に囲まれ、新聞部でコンクールに挑んでいたが、大人になった今、夢だった新聞記者にはなれず、ゴシップ記事を書く日々にやるせなさを感じている。そんな中、ある凶悪事件が世間を揺るがしていく。
本作は、映画『Winny』『ぜんぶ、ボクのせい』の松本優作が脚本と監督を、映画『ヤクザと家族 The Family』『正体』の藤井道人がプロデュースを務める。主題歌は幾田りらの書下ろし曲「Sign」だ。東京と富山を舞台に、20代の若者たちが抱える感情や葛藤を、リアルかつ誠実に描き出す群像劇となっている。