サムスンの最新家電製品がIFA Innovation Awards 2026で複数受賞
サムスン電子株式会社の最新家電製品が、ドイツ・ベルリンで開催されたIFA Innovation Awards 2026において複数の賞を受賞した。受賞製品のうちBespoke AI WindFree Pro エアコンは、Best in Design部門とBest in Home Appliances部門の2部門で受賞を果たしている。
サムスン電子副社長兼DA(Digital Appliances)事業部門Customer Experience Team長 Hyoung Min Parkは、家電製品が生活空間にいかに溶け込み日常の使用の中で意味のある体験をもたらすかに目を向けているとした上で、今後もAIと独自のデザインおよびエンジニアリングを掛け合わせ、消費者が日々の暮らしの中で実感できる利便性と効率性を届けていく旨を述べている。
2部門を受賞したBespoke AI WindFree Pro エアコン
Bespoke AI WindFree Pro エアコンは、現代のインテリアに見られる縦横のラインやグリッド・平面と調和するGrid Designを採用した点が評価され、Best in Design部門を受賞した。形状をすっきりとさせることで機能的要素の存在感を抑え、周囲の空間に自然に溶け込む設計となっている。なお、モデルおよび機能の提供状況は地域によって異なる場合がある。
Best in Home Appliances部門では、パーソナライズされた快適さを提供するAI技術が評価された。外側の2枚のブレード(上部・下部)と内側の1枚のブレード(中央)で構成されるThree Motion Wingsにより多様な気流パターンを実現する。さらに、AI Motion Wind(AI Auto Modeで動作するAI DirectおよびAI Indirectの風向モード)はレーダーセンサーでユーザーの好みや動きを検知して気流を自動調整する。
また、WindFree™ Wearable Good Sleepは対応するウェアラブルデバイスと連携し、生体信号に同期させながら睡眠状態に応じて冷房を自動調整する。この機能の利用には以下が必要となる。
- Samsung Galaxyスマートフォン(One UI 4.0以降)
- 対応するGalaxy Watch(Watch 7以降)
- 自宅のWi-Fiに接続されSmartThingsに接続されたエアコン
- SmartThingsアプリ1.8.45以降
- Samsung Healthアプリ(モバイルおよびWatch)6.31.1以降

ウェアラブルデバイスは睡眠時に装着している必要があり、Samsung製以外のデバイスでは一部機能が制限される場合がある。睡眠段階の情報は就寝開始から90分間は5分ごとに、それ以降は30分ごとにエアコンへ送信される。
Bespoke AI 冷蔵庫 Family Hubがデザイン部門を受賞
Bespoke AI 冷蔵庫 Family Hubは、Best in Design部門を受賞した。モデルおよび機能の提供状況は地域によって異なる場合がある。本製品は32インチディスプレイに加え、食材管理機能やキッチン連携機能を備えている。連携機能等の利用にはWi-Fi接続およびSamsungアカウントが必要で、GoogleまたはMicrosoftアカウントが必要になる場合がある。また、米国ではSamsung NewsおよびSamsung TVを利用できるが、提供されるチャンネル数は国によって異なる。
内蔵カメラによるAI Visionは、食品が冷蔵庫に出し入れされたことを自動認識する。カメラ作動中は赤いランプが点灯し、食品以外の部分は自動的にぼかし処理が施される。本機能により消費期限を把握できるほか、SmartThings Foodアプリからレシピの提案を受け取ることが可能となっている。ただし、冷凍室内の食品の識別・表示はできず、認識できない食品は不明なアイテムとして表示されることがある。各食品の消費期限はユーザーがSmartThingsアプリから手動で入力する必要がある。
さらに、音声コマンドやワンタッチ操作で扉を開閉できるAuto Open Door機能も備える。この機能はデフォルトでオフに設定されており、製品のディスプレイからオン・オフの切り替えが可能となっている。
省スペースと冷却効率を高めたBespoke AI 冷蔵庫

Bespoke AI 冷蔵庫は、Best in Home Appliances部門を受賞した。
本製品は、幅916mm以上(左右各4mm以上の隙間を確保)、高さ1798mm以上(上部に20mm以上の隙間を確保)という寸法により既存のキャビネットに収まる設置性を備える。ゼロクリアランスヒンジにより、狭いスペースでも扉を最大108°まで全開にできる(開閉角度は設置環境によって異なる)。
庫内スペースについては、ゼロクリアランスフィット機能非搭載の従来のSamsungモデル(RF32CG5400**)と比較して薄型の扉を採用したほか、SpaceMax™テクノロジー非搭載の従来のSamsungモデル(RF27T5201**)との比較においてSpaceMax™技術により外形寸法を変えずに庫内を拡大している。
冷却面では、AI Hybrid Cooling技術によりコンプレッサーとペルチェ素子(冷媒を使用せず電力のみで冷却を行う半導体ベースの部品)を組み合わせている。ペルチェ素子は、庫内温度が通常範囲を超えて上昇した場合、またはユーザーの開閉パターンの分析に基づき長時間の食品保管や庫内清掃によって5分以内に温度上昇が見込まれるとAIが予測した場合に作動する。
IFA Innovation Awardsについて
IFA Innovation Awardsは、業界全体における革新的な技術・製品を表彰するアワードである。2025年に創設され、Gadgety Awardsとの提携のもと、規模を問わず世界中の企業を対象に世界の技術業界における技術力を表彰している。なお、テクノロジーの祭典であるIFA 2026は、9月4日から8日にかけてドイツ・ベルリンで開催された。
本記事はサムスン電子株式会社の発表をもとに作成。
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