林酒造場が創業400周年記念酒を2026年10月に各限定400本で発売へ
富山県朝日町で寛永三年(1626年)に創業した林酒造場は、創業400周年を迎えるにあたり、フラッグシップ商品「林酒造場400周年記念酒」を2種類発売する予定です。発売開始時期は2026年10月25日を予定しており、価格は各25,000円(税抜)で、それぞれ限定400本(シリアルナンバー入り)が展開されます。
本作は、創業地である境地区の自然環境を反映した完全地元産のテロワール酒(五百万石)と、兵庫県産「愛山」を用いて酒造技術の限界に挑んだ商品の2種類で構成されています。
境の風土を凝縮したテロワールと新採取の蔵付き酵母


『400周年記念酒(五百万石)』は、富山県朝日町境地区の限定された田んぼで育てられた酒米「五百万石」を100%使用しています。仕込み水には、標高3,000メートル級の北アルプスから富山湾へと至る高低差4,000メートルの環境下で自然濾過された境の伏流水が用いられています。富山県は水道水からPFAS(有機フッ素化合物)が検出されていない清浄な環境とされており、清冽な仕込み水が透明感をもたらすとしています。
また、創業400周年に際して蔵内で最も歴史ある仕込み蔵の神棚近くから採取された新たな蔵付き酵母「ハヤシ400」を独自培養して仕込みに使用しています。

もう一方の記念酒では、扱いが難しいとされる兵庫県産「愛山」を100%使用し、同蔵の手仕事と富山の伏流水によって米の甘みを引き出す醸造が行われています。
伝統の全量麹蓋と科学的アプローチの融合



林酒造場は、全国新酒鑑評会での富山県内初となる「5年連続金賞」や、金沢国税局酒類鑑評会「12年連続優等賞」などの評価を受けています。

酒造りの工程では、主流の手法に比べ10倍以上の手間がかかる伝統の「麹蓋(こうじぶた)」を全量で使用し、品温や湿度、発酵状態を見極めています。さらに、10kgごとの小分けによる「限定吸水洗米」を徹底し、グラム単位の精度で吸水量を管理しています。
職人の勘や経験に加え、若い蔵人たちが醪(もろみ)の温度や発酵経過をデジタルで記録・数値化し、科学的な検証を行う体制も構築されています。


杜氏の林秀樹氏は、「今回の記念酒は、私たちの原点である『境』の米と水、そして四百年にわたり継承されてきた技と情熱のすべてを結実させた、間違いなく林酒造場の最高峰となる一本です」とコメントしています。
商品概要
『林酒造場400周年記念酒』の仕様は以下の通りです。
- 商品名:『林酒造場400周年記念酒』
- 特定名称:純米大吟醸酒
- 容量/価格:720ml / 25,000円(税抜)、(税込:27,500円)
- アルコール度数:16度
- 販売数量:それぞれ限定400本(シリアルナンバー入り)
- 内訳:五百万石、愛山のそれぞれ400本
- 原料米:富山県朝日町境産 五百万石100%使用、兵庫県産愛山を100%使用
- 仕込み水:朝日町境 伏流水
- 酵母:ハヤシ400酵母(蔵付き酵母)
- 発売開始時期:2026年10月25日(予定)
- 販売方法:林酒造場および全国の「林」銘柄取扱店32店舗
- 注意事項:お酒は20歳から。20歳未満への酒類の販売は固くお断りしています。妊娠中・授乳期の飲酒は避けて下さい。
林酒造場について
林酒造場の起源は、加賀藩の東の要所であった「境関所」で武士を務めていた創業者が酒造りを始めた寛永三年(1626年)に遡ります。代表は林洋一氏が務めています。
- 所在地:富山県下新川郡朝日町境1608
- 創業:寛永三年(1626年)
- 代表:林 洋一
- 事業内容:清酒「黒部峡」「林」等の製造・販売
- 受賞歴:全国新酒鑑評会 5年連続金賞受賞 および 令和7酒造年度 金沢国税局酒類鑑評会 優等賞受賞(12年連続受賞)ほか多数
- 公式サイト:https://www.hayashisyuzo.com/
本記事は林酒造場の発表をもとに作成されています。
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