タナベコンサルティングが中堅企業白書2026の特別ウェビナーを開催
株式会社タナベコンサルティングは、2026年8月26日(水)に「中堅企業白書特別ウェビナー~『中堅企業白書2026』から読み解く、持続的成長に向けた経営基盤の整備と組織・人材戦略~」を開催しました。同社執行役員の細江 一樹氏が登壇したほか、ゲストとして株式会社イングリウッド取締役会長の亀田 晃一氏と、立命館大学経営学部教授の寺﨑 新一郎氏を迎えました。ウェビナーでは『中堅企業白書2026』のデータを用いながら、持続的成長に向けた組織・人材戦略や事業ポートフォリオのあり方について議論が行われました。
22,100社以上の実績と調査に基づく『中堅企業白書2026』
『中堅企業白書2026』は、タナベコンサルティンググループ(TCG)が創業以来約70年間蓄積してきた22,100社以上の支援実績や知見と、全国の中堅企業に対する独自調査をもとにまとめられた白書です。2025年12月18日に発行され、中堅企業の歴史的な変遷から直面する課題、未来に向けた成長戦略までが定量・定性の両面から体系的に整理されています。
経営課題の調査結果と1・3・5の成長戦略
オープニング講義では、細江氏が『中堅企業白書2026』に掲載された中堅企業経営者向けアンケート調査をもとに解説を行いました。調査項目の中から「人材育成」「成長投資」「M&A」「事業承継」「サステナビリティ」を取り上げ、それぞれの論点と示唆が整理されました。
さらに、売上規模ごとに直面する経営課題を体系化したTCG独自のフレーム「1・3・5の成長戦略」が紹介され、成長の壁を乗り越えるための経営戦略の方向性が示されました。

人材投資の重要性と持続的成長の実践事例
ゲスト対談では、「企業の成長限界をどう乗り越えるか」をテーマに議論が展開されました。
立命館大学の寺﨑教授は、白書のアンケート結果から中堅企業が重視する成長投資として「人材の採用・育成・活躍」(76.9%)、成長投資における人材テーマとして「若手人材の採用・育成の強化」(71.3%)や「管理職・次世代リーダーの育成(70.1%)」という数値を引用しました。中堅企業が成長の最重要投資領域に「人材」を位置づけていることを示し、学術的見地からも人材投資が組織の持続的成長に直結すると強調しました。
株式会社イングリウッドの亀田氏は、自社の取り組みとして人材投資、DX、市場開拓を柱に据え、オーガニック成長とM&Aを組み合わせて持続的成長を実現してきた事例を紹介しました。マーケティングを基盤に商品開発からフルフィルメントまでを支える共通基盤を構築している強みや、リテールDXを基盤とした事業展開、グローバル領域への挑戦など今後の成長戦略についても語られました。
長期ビジョンに基づく経営資源配分
クロージング講義において細江氏は、企業の成長は経営者の意思に基づき戦略的に創り出されるものであるという考え方を提示しました。売上規模に応じた自社の現在地を把握した上で長期ビジョンを描き、投資戦略や経営モデルを設計することの重要性を解説しました。
また、M&AやDX、ブランド事業、固有技術の高度化といった施策は長期ビジョンを実現するための手段であると強調され、社会に提供する価値や目指す人材像などの将来像を明確にし、経営資源を適切に配分することが重要であると総括されました。
参考情報
- 『中堅企業白書2026』PDF版:https://www.tanabeconsulting.co.jp/knowledge/chuken-wp2026.html
- 『中堅企業白書2026』冊子版:https://www.tanabeconsulting.co.jp/knowledge/chuken-leaf2026.html
- ウェビナー見逃し配信(公開期間:2027年8月まで):https://www.tanabeconsulting.co.jp/webinar/blog/o_hr_2608-5
- 中堅企業ラボ:https://review.tanabeconsulting.co.jp/chuken/
本記事は株式会社タナベコンサルティングの発表をもとに作成されています。

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