和風スパゲッティ発祥「壁の穴」、大感謝祭を開催
和風スパゲッティの元祖として知られる「壁の穴」が、9月17日に大感謝祭を開催する。人気メニューの「壁の穴風ナポリタン」、「”伝説”のミートソース」、「辛子明太子と高菜のスパゲッティ」を、通常価格から100円引きの550円で提供するという。
「壁の穴」は1953年に東京・田村町(現在の西新橋)で創業。創業者の成松孝安氏は、CIA初代東京支局長のポール・ブルーム氏の執事を務めた経験を持ち、ブルーム氏らから資金提供を受けてスパゲッティ店をオープンした。当初はミートソーススパゲッティのみを提供していたが、次第に和風スパゲッティを開発。納豆スパゲッティやしめじスパゲッティ、うにスパゲッティなど、200種類ものメニューを生み出し、「和風スパゲッティの元祖」と称されるようになった。
店名の由来は、シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」に登場する “Hole in the Wall”(壁の穴)。恋人同士が壁の穴を通して囁き合うシーンから、お客様との交流を大切にしたいという想いを込めて名付けられた。
現在は東京を中心に10店舗を展開。9月17日の大感謝祭では、日頃の感謝の気持ちを込めて人気メニューを特別価格で提供する。和風スパゲッティの元祖「壁の穴」の味を、この機会に味わってみてはいかがだろうか。