従業員データとAIを活用した次世代の教育提供、パトスロゴスとUMUが協業開始

株式会社パトスロゴスとユームテクノロジージャパン株式会社(UMU)は、従業員個人に最適化された教育の提供と企業の人的資本経営の強化を目指し、協業を開始すると発表した。

パトスロゴスが開発・販売するHR共創プラットフォーム「PathosLogos」は、様々なSaaSに保存される従業員情報を標準化・一元化して保存するサービスだ。一方、UMUは従業員のAI学習プラットフォームを提供している。今回の協業により、PathosLogosの一元化された従業員データとUMUの教育データを組み合わせることで、従業員個人に最適化された教育の提供と企業の人的資本経営の強化を目指す。

具体的には、工数管理・プロジェクト管理サービスからPathosLogosに連携されるプロジェクト毎に必要とされるスキルをUMUに連携し、個々の従業員に必要な教育コンテンツを随時提供する。また、UMUのAIにより特定のスキル習得状況を獲得し、PathosLogosを経由してタレントマネジメントシステムでの従業員配置の基礎情報とする。さらに、人事制度を改革し、学習実施を給与インセンティブに還元するため、UMUの学習状況をパトスロゴスのCombosite人事給与に連携し、随時学習状況に応じたインセンティブを支給する。

UMUは、AIテクノロジーと学習の科学によって企業トレーニングに革命をもたらす学習プラットフォームで、世界203の国と地域で100万社以上、日本では約25,000社以上の導入実績がある。また、「ITreview Best Software in Japan 2022」にて、5,000超の製品 / サービスの中からNo.1に選出された。

一方、「PathosLogos」は、長年の人事業務に関するノウハウを集約し、「人」に関するデータを標準化しデータベースとして保持するサービスであり、機能レベルで各SaaSとデータ連携することが可能だ。

今回の協業により、従業員個人に最適化された教育の提供と企業の人的資本経営の強化が期待される。