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Tsubame Lab、JASIS 2026で実験自動化技術や初公開の遠心モジュールを展示

人が行っている実験操作をロボットで代替する技術を開発するTsubame Lab 株式会社は、2026年9月2日(水)から4日(金)まで幕張メッセで開催されたJASIS 2026に出展しました。同社は「ラボオートメーション・フィジカルAI」をテーマのひとつに掲げた同展示会において、実機によるデモンストレーションを実施しました。会場ではプラスミド構築ワークフローの自動化や初公開となる遠心モジュール、小型の卓上パッケージなどが紹介されました。

7つのモジュールを連結した実験工程の自動化

会場では、搬送・秤量・コロニーピッキング・分注・キャップ開閉・インキュベート・遠心の7つのモジュールを連結し、プラスミド構築の一連の工程を自動化する構成が披露されました。モジュールは1台単位で導入でき、必要に応じて追加することで自動化する工程を広げられる仕組みです。

搬送にはロボットアームを搭載した自律走行搬送ロボット(AMR)が用いられ、試薬棚・保管庫・実験台・測定機器の間を移動します。コンベアやレールを床に固定する方式とは異なり、実験室に据え付け工事を行う必要がない点が特徴となっています。

株式会社トミー精工との共同検討による遠心モジュールの初公開

連結モジュールのひとつとして、今回初めて遠心モジュールが公開されました。株式会社トミー精工との共同検討によるもので、同社の微量高速冷却遠心機が用いられています。

遠心工程は機器の構造上、自動化が後回しにされやすく、前後の工程を自動化しても作業者が立ち会う必要が残っていました。同展示では、遠心機ローターの取り出し、チューブのセット、遠心、チューブの取り出しまでの一連のフローを自動化し、人の介在なく実験を継続して動かせる範囲の拡大が示されました。

Tsubame Lab 株式会社の代表取締役 CEOである楢崎 鴻司朗氏は「研究者が反復作業から解放され、本質的な問いと判断に集中できる環境づくりを、機器メーカーの皆さまとともに進めてまいります」とコメントしています。

卓上型分注パッケージ「JASIS 2026 Small Package」の展示

ピペット操作に特化した卓上型の自動化パッケージ「JASIS 2026 Small Package」も展示されました。横70cm × 奥行き50cm、重量20kgと小型で、本体は11kg と 9kgの2つに分割できるため、専門の据え付け作業を必要とせず持ち運びが可能です。制御には独自基盤ソフト「Tsubame Studio」が用いられており、プログラミングなしで動作を組み立てられます。

パッケージの主な仕様は以下の通りです(記載内容は参考情報であり、動作・仕様等を保証するものではなく、構成・工程により変動します)。

  • 協働ロボット:DOBOT MG400(4軸)
  • ピペット:Sartorius Picus 2 1ch
  • 分注量:50〜1000µL
  • 制御:独自基盤ソフト Tsubame Studio(プログラミング不要)
  • サイズ/重量:横70cm × 奥行き50cm / 20kg(11kg と 9kg に分割可能)
  • 納期:3ヶ月程度
  • 標準仕様 参考価格:160万円(税込)

Tsubame Lab 株式会社の概要

Tsubame Lab 株式会社は2025年4月に設立されたスタートアップで、ロボット・AI・クラウド技術を組み合わせた研究インフラ「Cloud Lab」の構築を進めています。

  • 会社名:Tsubame Lab 株式会社(Tsubame Lab, Inc.)
  • 本社所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島3-4-6 ハイ・シティ湯島 3F
  • 拠点:湯島ウェットラボ(東京都文京区湯島)/白鬚西R&Dセンター(東京都荒川区南千住)/仙台R&Dセンター(宮城県仙台市青葉区立町)
  • 代表者:代表取締役 CEO 楢崎 鴻司朗(ナラザキ コウシロウ)
  • 設立:2025年4月
  • 事業内容:ラボラトリーオートメーション、クラウドラボ(Cloud Lab)、ロボット制御基盤ソフトウェアの開発、独自エンドエフェクタの開発
  • 公式サイト:https://tsubamelab.com

本記事はTsubame Lab 株式会社の発表をもとに作成しています。

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