日本総研、学生選択のキャリア賞2年連続受賞

株式会社日本総合研究所(以下、日本総研)が「第7回 学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」で優秀賞を受賞した。これは2年連続の受賞となる。このアワードは、学生の社会的・職業自立に貢献した就業体験プログラムを実施した法人を表彰するもので、学生アンケート、学生選考会、選考委員会(大学教授、大学関係者、企業、省庁、マイナビ等)などの第三者評価を経て選ばれる。

日本総研が受賞したのは、ITソリューション部門が提供した「金融×セキュリティコース」。このコースでは、金融機関の情報システムや金融サービスを利用する顧客をサイバー攻撃から守るためのセキュリティ業務を学生が体験する。学生は約2週間のインターンシップ期間を通じて、日本総研の社員と一緒に業務に取り組む。また、学生間の交流や、多様なバックグラウンドやキャリアを持つ社員との交流の時間も設けられている。

参加した学生からは、「実務で用いるセキュリティツールでの演習を通して具体的な仕事のイメージをつかめた」「限られた時間で成果物を完成させて上長に報告するという業務フローを体験でき、難しさを痛感しつつも社会人として働くイメージが湧いた」「インターンを通じて同じ志を持っている人と交流を深められた」といった声が寄せられている。

日本総研は5月中旬から、2024年度夏季インターンシップの応募受付を開始する。今夏はコンサルティング部門、ITソリューション部門において、6つのコースを準備している。それぞれのコースでは、学生の専門知識や経験を基に、実際に専門部署で金融領域の最先端業務を体感することができる。