今治里山スタジアムで「茶会」開催、新たな魅力発掘

愛媛県今治市の株式会社今治.夢スポーツは、2024年4月9日に、今治里山スタジアムのピッチ上で「里山茶会」を開催した。このイベントは、非試合日における新たな賑わい創出を目指すもので、愛媛県松山市の株式会社山田屋と共催した。

今治里山スタジアムは、サッカーの試合がある日もない日も、多様な人々が集まる場所を目指している。この茶会は、その一環として企画され、試合日の熱狂とは異なる、凛とした空気感の中で日本独自の芸道や文化を体験する機会を提供した。

参加者は、弊社社長をはじめ、複合福祉施設の利用者、FC今治高校の新入生など、多様なバックグラウンドを持つ8名だった。彼らは、ピッチ上で行われるお茶会に参加し、里山スタジアムの新たな魅力の発見やコミュニティの強化、多様な価値観への理解を促進する場として交流した。

ピッチの中央にござを引き、お茶会がスタート。参加者は、自分が選んだ茶わんに、アスリート陶芸家/遠州流茶人の山田翔太氏にお茶を点ててもらい、ピッチ上でお茶を楽しんだ。

参加者からは、「感動で満たされた特別な一体感」を感じたとの声が寄せられた。また、「他人ではない」ような不思議な親近感を味わったとの感想もあった。さらに、日本の伝統文化を身近に感じることができたとの意見もあった。

このようなイベントは、スタジアムがただの試合場でなく、地域の人々が集まり、交流する場としての役割を果たすことを示している。今後も、今治里山スタジアムは、多様な人々が集まるインクルーシブな心の拠り所を目指し、様々なイベントを開催していく予定だ。