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ユーカーパックが月刊中古車相場レポート創刊 8月成約数は増加も平均額低下

中古車売買の仲介事業を行うUcarPAC株式会社は、自社オークションの成約データや最新の業界動向などを分析した月刊「ユーカーパック 中古車相場レポート」の配信を、2026年9月号(2026年8月実績)から開始しました。

創刊号では、2026年8月の中古車相場に関する輸出需要の推移や自社オークションの成約動向、入札数が多かった車種、秋冬に向けたトレンド予測がまとめられています。

自社オークションの成約動向と人気車種

2026年8月のユーカーパック オークションでは、成約数が前年を上回った一方で、1件あたりの平均成約金額は前年を下回りました。300万円以上の高価格帯の成約が減少した一方、100万〜299万円の中価格帯以下の取引比率が高まったことが要因とされています。300万円未満の成約数は3年連続で増加しており、手頃な価格帯へ需要が集中している傾向が同社オークションの実績に表れています(※この数字は同社オークションの実績であり、中古車市場全体の統計とは異なります)。

2026年8月の車種別入札数ランキングでは、1位がトヨタ アルファード、2位がホンダ N-BOX、3位がトヨタ ヴェルファイアとなりました。アルファードとヴェルファイアは流通台数の増加に伴い、突出した高値は出にくくなり価格は安定する方向にあります。以下、4位トヨタ プリウス、5位トヨタ アクア、6位日産 セレナ、7位ダイハツ タント、8位トヨタ ランドクルーザープラド、9位トヨタ ヴォクシー、10位BMW 3シリーズが続いています。

中古車輸出の動向

日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA)の公表によると、2025年の中古車輸出台数は170万8,604台(前年比+9.1%)となり、3年連続で過去最高を更新しました。2023年は153万6,472台(+24.3%)、2024年は156万6,621台(+2.0%)でした。

2026年7月の単月では14万11台(前年同月比-6.9%)となっています。中東情勢の影響でUAE向けが減少した一方、ロシア向けは前年同月比で4割増となるなど、輸出先によって明暗が分かれました。2025年の輸出先上位は、1位がUAE(25万2,637台、前年比+11.7%)、2位がロシア(18万6,584台、前年比-6.3%)、3位がタンザニア(11万7,489台、前年比+53.8%)となっています。

2026年秋冬の市場展望

例年、お盆などの長期休暇明けは市場の動きがいったん落ち着き、現時点では相場全体を押し上げる好材料は乏しい状況です。一方で9〜11月は冬需要を見据えた仕入れが進む時期であり、トヨタ ヤリスクロスやホンダ ヴェゼルなどのSUVは冬に向けて注目されやすいカテゴリーとされています。

9〜12月は市場全体の取引価格が落ちにくい時期とされていますが、個別の車両価値は日数の経過とともに低下します。年が明けると年式上「1年古い車」として扱われるため、年末に売却を検討する場合は年内に査定額を確認しておくことが推奨されています。

本レポートを監修した自動車流通業界歴21年の市村 幸士(事業推進室、未来事業ストラテジスト)は、取引の中心が中価格帯へ移ったことで平均値が下がったと分析し、売却時期については相場の動きだけでなく時間の経過による車両価値の低下も含めて考えることが大切だと述べています。

UcarPAC株式会社の概要

  • 会社名:UcarPAC株式会社
  • 本社:東京都江戸川区中葛西3-33-11 マルカビル6F
  • 代表者:代表取締役 中谷圭吾
  • 設立:2012年3月6日
  • 事業内容:自動車売買仲介サービスの運営、モビリティデータの分析・活用、モビリティ領域のサービス開発・提供
  • コーポレートサイト:https://www.ucarpac.co.jp/

本記事はUcarPAC株式会社の発表をもとに作成されています。輸出統計は日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA)および財務省の公表値に基づきます。

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