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サカ美術館、企画展カマサン:バリ絵画の気高き伝統を2026年8月28日より開催へ

インドネシア・バリ島のアヤナ バリ内に位置するサカ美術館は、2026年8月28日から2027年5月30日にかけて、企画展『カマサン:バリ絵画の気高き伝統(KAMASAN: The Noble Tradition of Balinese Painting)』を開催します。同館初となるこの企画展では、バリ島で影響力を持つ古典絵画の伝統について、19世紀後半から現代に至る作品を通じてその発展の軌跡をたどります。会場はバリの「生きている文化」に焦点を当てたサカ美術館の新ギャラリーで、最初の展覧会として展開されます。

カマサン様式の名称は、東バリのクルンクン県にある村の名前に由来しています。16世紀のゲルゲル王朝のもとで開花し、その後のクルンクン王宮において洗練されたスタイルです。バリ・ヒンドゥー教と深い結びつきを持ち、『ラーマーヤナ』や『マハーバーラタ』といった叙事詩や、バリおよびジャワの伝承、神話、宇宙観を題材としています。作中の人物像は、細長く伸びた手足やアーモンド型の目など、影絵人形劇(ワヤン・クリ)に通じる特徴を持っています。

カマサン様式は2015年にインドネシア政府より無形文化遺産として指定されました。バリ島における絵画の歴史は古く、ウブドの南約10キロに位置するバトゥアン村のプセ寺院に保管されている西暦1022年の銅板碑文には、「チトラカーラ=画家」という記述が残されており、カマサン様式が生まれる何世紀も前から絵画が確立された職業・技術として存在していたことが示されています。

ファラ・ワーダニとマデ・チャンドラがキュレーションを手掛け、建築デザイン事務所「studiodikubu」が空間デザインを担当した本展は、「カラ(時間)」の流れを追う章仕立てで構成されます。カマサンに伝わる視覚的約束事「パケム」を受け継ぎながら、過去5年間に制作された若手世代の作品群では、アイデンティティ、環境問題、テクノロジー、パンデミックの記憶といった現代の課題に向けた表現も紹介されます。

巨匠から現代作家まで30点以上を展示

展覧会では、伝統的な神聖な布地(リチュアル・クロス)、ロンタル(椰子の葉の写本)、パレリンタン(天体占星術の暦)、家族や子孫からサカ美術館へと託された巨匠たちによる絵画など、30点以上の作品が展示されます。あわせて、ポップなコラージュ美学を用いるエカ・スタや、タトゥーアーティストのエカ・マーディスら現代アーティストの作品も並びます。

最終章では、「寺院の僧侶(マンク)」と「カマサン絵画の絵師」という2つの役割を担う女性、マンク・ムリアティに焦点を当てます。彼女の作品は2025年のシャルジャ・ビエンナーレで展示されたほか、シドニーのオーストラリア博物館やオスロのイプセン博物館にも収蔵されています。

会期中には、キュレーターやアーティストによるトークイベント、ワークショップ、子ども向けアクティビティなどのパブリックプログラムも実施される予定です。

来館案内

企画展『カマサン:バリ絵画の気高き伝統』の開催概要は以下の通りです。

  • 会期:2026年8月28日〜2027年5月30日
  • 会場:アヤナ バリ内 サカ美術館(ジンバラン)
  • 開館時間:10:00〜18:00(休館日なし)
  • チケット情報:https://ticket.sakamuseum.org/
  • サカ美術館公式サイト:https://www.sakamuseum.org/en

サカ美術館は、バリ島の表現をたたえる文化拠点として、展覧会やセミナー、学習センター、常設コレクションなどを展開しています。

美術館が位置するアヤナ バリは、バリの国際空港から12kmに位置し、ジンバラン湾を見下ろす断崖絶壁の海岸線に広がる90ヘクタールの敷地を有しています。敷地内には以下の4つのホテルが位置しています。

  • アヤナ リゾート バリ(294室)
  • アヤナ セガラ バリ(223室)
  • アヤナ ヴィラズ バリ(73棟)
  • リンバ by アヤナ バリ(403室)

リゾート内には住宅コミュニティ「アヤナ レジデンス」や「アヤナ スパ」のほか、17の会議室・イベント・ウエディング会場、14の淡水スイミングプール、31のレストラン&バー、18ホールのパッティングゴルフコース、2面のテニスコート、ジョギングトラック、3つのフィットネスセンター、2つのキッズプレイグラウンドなどの設備が整えられています。また、「ガイドポスト・モンテッソーリ」や「グリーン・キャンプ・バリ」と提携した教育プログラムも展開しています。

本記事はアヤナ バリの発表をもとに作成しました。

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