Yahoo!カーナビが大幅刷新、高性能で美しい3D地図表現が可能に

マップボックス・ジャパン合同会社は、基本無料のカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」に地図表示システムを提供し、このたび大幅なアップデートを行った。このアップデートにより、ユーザーはより快適なドライブ体験が可能となる。

マップボックス社は2019年10月より「Yahoo!マップ」に地図表示システムを提供しており、地図表示のパフォーマンス向上とスムーズな動きの実現に貢献してきた。今回の「Yahoo!カーナビ」アップデートでは、高性能で美しい3D地図表現にも対応している。

トップ画面や運転中のマップ画面では、主要な機能ボタンのみに絞り、検索バーやメニューボタンを画面下部に配置することで操作性が向上した。新しいトップ画面は、シンプルで直感的なデザインになっており、ユーザーが必要な情報にすぐアクセスできるようになっている。また、コンパスボタンをタップすることで、2D表示に切り替えることも可能だ。

地図デザインのアップデートでは、道路の色合いが調整され、より見やすくなっている。マップボックス社の技術を活かし、地図のカラーリングやフォントを柔軟にカスタマイズすることで、ブランドデザインを維持しながら視認性の高い地図を提供する。さらに、新たに導入された3D表示機能により、ランドマークを立体的に表示し、現実に近い視覚情報を提供することで、よりスムーズな運転に役立つ。

ナビ画面では、上部のナビパネルや走行レーンの視認性が高められ、右左折する場所がルート線上の吹き出しでも知らせるようになった。また、右左折のある交差点では自動でズームインしたり、長らく道なりの場合はルートが見通せるようにズームアウトするなど、走行中の地図の縮尺についての自動調整が行われる。

マップボックス社は今後も、ユーザーにとってより快適なドライブ体験を提供できるよう、「Yahoo!カーナビ」の技術アップデートに貢献していく方針だ。