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起立性調節障害と学校行事に関する調査 見送り最多は体育祭・運動会23.5%

一般社団法人 起立性調節障害改善協会は、全国の小学生から高校生の保護者110名を対象に「秋の学校行事と起立性調節障害」に関する調査を実施しました。調査の結果、参加を見送ったり途中離脱したりした行事として「体育祭・運動会」が最多となったほか、朝の集合時間の早さや長時間の起立が大きな負担となっている実態が明らかになりました。一方で、学校側が途中参加や途中退出を認めるなど、柔軟な配慮によって参加の形を模索する家庭の状況も示されています。

負担が大きい行事は体育祭・運動会 朝の早さや長時間の起立が障壁に

この1年で子どもが参加を見送った、または途中で離脱した学校行事について尋ねたところ、「体育祭・運動会」が23.5%で最も多くなりました。次いで「見送った行事はない」が12.4%、「遠足・校外学習」が11.8%、「朝礼・全校集会」が11.8%、「修学旅行・宿泊行事」が10.6%、「その他」が29.9%(文化祭・学園祭:10.0%、部活動の大会や発表会:7.6%、合唱コンクール・音楽会:5.3% など)という結果でした。

また、学校行事の際に子どもが大変そうだったこととしては、「朝の集合時間の早さ」が17.5%で最多となり、続いて「長時間立ち続けること」が16.5%、「屋外での高温や日差し」が13.0%、「当日に向けての緊張や不安」が12.5%、「行事のあと体調を崩す」が9.5%、「その他」が31.0%(移動や待ち時間の長さ:9.5%、練習期間の疲れ:7.5%、自分だけ別行動になる気まずさ:7.0% など)となりました。

学校の配慮は途中参加・途中退出が最多 事前相談で連携を図る家庭も

行事への参加に関して学校から受けた対応では、「途中参加・途中退出を認めてもらえた」が23.5%で最も多い結果となりました。以降は「出欠の扱いを配慮してもらえた」が13.4%、「そもそも相談していない」が12.8%、「役割や係を調整してもらえた」が12.1%、「待機できる場所を用意してもらえた」が12.1%、「その他」が26.1%(特に配慮はなかった:10.7%、保護者の付き添いを認めてもらえた:6.0%、別日や別の形で参加できるようにしてもらえた:6.0% など)と続いています。

保護者として経験したことについては、「学校に事前に体調のことを伝えた」が28.8%、「本人と参加について話し合った」が21.5%、「診断書や医師の意見書を提出した」が14.7%、「当日の送迎や付き添いをした」が12.4%、「参加するかどうか直前まで決められなかった」が10.7%、「その他」が11.9%となりました。

周囲からの言葉に課題も 協会は子どもの体調に合わせた参加を呼びかけ

学校行事に関して周囲から言われて気になった言葉を尋ねた項目では、「気になる言葉を言われたことはない」が29.7%となった一方で、「気持ちの問題では」が12.7%、「本当に体調が悪いの」が11.4%、「うちの子も朝は弱い」が10.8%、「思い出になるのに、もったいない」が10.8%、「その他」が24.6%(「みんな頑張っているのに」:7.0%、「行事くらいは出られるでしょう」:7.0%、「無理をしてでも参加させたほうがいい」:5.7% など)となり、病気への理解不足から生じる声も挙げられました。

一般社団法人 起立性調節障害改善協会は、行事の形に子どもを合わせるのではなく、子どもの体調に行事の参加スタイルを合わせることが大切であるとした上で、途中参加や見学、休むという選択も含め、その時の本人にとって最善の形が尊重されるべきだとの見解を示しています。

調査概要

  • 調査主体:一般社団法人 起立性調節障害改善協会
  • 調査期間:2026年9月6日~2026年9月16日
  • 調査対象:全国の小学生から高校生の保護者110名
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 有効回答数:110名

本記事は一般社団法人 起立性調節障害改善協会の発表をもとに作成しました。

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