運動・リハビリサービスのMoff、墨田区と健康経営支援で連携

株式会社Moffは、墨田区と「墨田区健康経営支援に関する連携協定」を締結した。この協定により、Moffは墨田区の健康経営サポーターとして、区内企業の従業員やその家族に対し、独自のウェアラブルセンサー「Moff Band」を活用した体力測定とオンライン運動プログラムを組み合わせたサービスを提供していく。

墨田区では2023年4月から、区内企業の従業員の健康づくりを支援する「すみだ健康経営支援事業」を実施している。この事業の一環として、「すみだ健康チャレンジ宣言」制度を推進しており、宣言した企業に対しては健康経営サポーターから各種健康づくり支援を提供するなどの取り組みを行っている。

Moffはこれまで、センサーを活用したリハビリや機能訓練サービスを医療機関や介護施設を通じて提供してきた。また、生活習慣病予防・認知症予防・介護予防を目的とする運動サービスを、全国の地方自治体やヘルスケア関連企業などを通じて提供している。

昨年度、Moffは墨田区のプロトタイプ実証実験支援事業に採択され、区内企業向けにセンサーを活用した体力測定サービスを実証的に提供した。その結果、役職員の健康意識の向上や行動変容に貢献することが確認できたという。

今回の連携協定締結により、Moffは健康経営分野での取り組みを加速させる。今後は、「すみだ健康チャレンジ宣言」企業の従業員やその家族に対し、Moff Bandを活用した体力測定とオンライン運動プログラムを組み合わせた独自の健康経営サービスを提供していく予定だ。