ZettaJoule Inc.のCFOにKian Granmayeh氏が就任
ZettaJoule株式会社は、親会社である米国のZettaJoule Inc.において、Kian Granmayeh氏が最高財務責任者(CFO)に就任したことを発表した。Granmayeh氏はエネルギーファイナンス分野で17年以上の経験を持ち、上場企業での財務責任者や大型プロジェクトファイナンスの推進などを手掛けてきた。次世代原子力システムの開発・実装を進める同社において、財務基盤の強化と成長に向けた体制構築を担う。
新CFOの経歴と実績
Granmayeh氏は、エネルギーファイナンス分野において、キャピタルマーケット、プロジェクトファイナンス、M&A、インベスター・リレーションズ(IR)など幅広い領域で企業の成長と資金調達を支えてきた。
米国の液化天然ガス(LNG)開発企業Tellurian Inc.ではCFOとして数十億ドル規模の LNGプロジェクトのプロジェクトファイナンスの組成・推進を主導し、総額14億ドルを超えるキャピタルマーケット取引の交渉・実行を担った。これまでに上場企業2社でCFOを務め、直近ではCarriage Services Inc.(NYSE: CSV)のExecutive Vice President, CFO and Treasurerを務めた。
それ以前には、LazardのEnergy Banking GroupでM&Aや事業再編、資金調達などのアドバイザリー業務に従事したほか、Apache Corporationで財務計画・分析(FP&A)やIRなどを担当した。学歴としては、コロンビア大学で神経科学・行動学の学士号を、ライス大学ジョーンズ経営大学院でMBAを取得している。
就任にあたっての両氏のコメント
ZettaJoule Co-Founder, President and CEOの下藤充生氏は、技術の社会実装が本格化する中で財務・資本面での強固な経営基盤が不可欠であるとした上で、同氏のキャピタルマーケットやエネルギープロジェクトにおけるファイナンスの経験が、原子炉開発や事業拡大において大きな力になると述べている。
CFOに就任したKian Granmayeh氏は、増大するエネルギー需要に応える高温ガス炉技術の現代化に可能性を感じているとし、培ってきた経験を活かして会社の財務基盤強化と長期的な成長を支える財務体制の構築に全力を尽くすとしている。
高温ガス炉(HTGR)技術について

HTGR (High Temperature Gas-cooled Reactor)は、高い安全性と出力温度(日本の技術は世界唯一の最大950℃)を兼ね備えた小型の次世代原子炉である。
発電用途にとどまらず、産業用プロセス熱の供給、水素やアンモニア・メタノール・SAF(持続可能な航空燃料)の製造、地域暖房、海水淡水化などの用途に対応する。石油化学産業やハイパースケーラー、石油メジャーなどから脱炭素に向けたエネルギー源として注目されている。
会社概要
ZettaJoule株式会社(日本法人)
- 設立:2023年12月
- 本社:東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル3階 0 Club
- 技術拠点:茨城県水戸市城南1-7-5 第6プリンスビル3階・5階・7階
- 代表取締役CEO:下藤 充生
ZettaJoule Inc.(米国)
- 設立:2023年8月
- 本社:Houston, Texas
- President and CEO:下藤 充生
- 従業員数:約90名(グループ全体、業務委託含む)
- 主な投資家:Globis Capital Partners、Coral Capital、Archetype Ventures、Exa、SOSV/HAX、SBI、Zypsy 等
本記事はZettaJoule株式会社の発表をもとに作成。
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